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さ-して [1][0] 【然して】 (副)🔗⭐🔉
さ-して [1][0] 【然して】 (副)
〔動詞「さす」の連用形に助詞「て」のついた形から〕
(1)(下に打ち消しの語を伴って)その程度があまりはなはだしくない状態や特別ではないさまを表す。それほど。たいして。「―ひどいとは思えない」「―困っているわけではない」
(2)それとはっきりと。「女を―その人とたづねいで給はねば/源氏(夕顔)」
――もな・い🔗⭐🔉
――もな・い
さほどでもない。特別これというほどのこともない。「―・いこと苦口(ニガクチ)言うて/浄瑠璃・薩摩歌」
さし-で 【差(し)出】🔗⭐🔉
さし-で 【差(し)出】
(1)差し出ること。特に,陸地が水上に突き出ていること。
(2)「差し出口」に同じ。「―ヲ言ウ/日葡」
(3)「差し出者」に同じ。[日葡]
さしで-ぐち [3][0] 【差(し)出口】🔗⭐🔉
さしで-ぐち [3][0] 【差(し)出口】
出しゃばっておせっかいを言うこと。さしいでぐち。「いらぬ―をきく」
さしで-の-いそ 【差し出の磯】🔗⭐🔉
さしで-の-いそ 【差し出の磯】
海や湖に突き出た磯。みさき。
〔甲斐国の歌枕とされるが,現在のどこの地にあたるかは不明。「塩の山―にすむ千鳥/古今(賀)」〕
さしで-もの [0] 【差(し)出者】🔗⭐🔉
さしで-もの [0] 【差(し)出者】
ですぎたことを言い,また行う者。ですぎもの。でしゃばり。
さしで-がまし・い [6] 【差(し)出がましい】 (形)[文]シク さしでがま・し🔗⭐🔉
さしで-がまし・い [6] 【差(し)出がましい】 (形)[文]シク さしでがま・し
出しゃばるような感じを与える。よけいなことをするような感じがする。「―・いようですが,私にも言わせて下さい」
[派生] ――さ(名)
さし・でる [3][0] 【差(し)出る】 (動ダ下一)🔗⭐🔉
さし・でる [3][0] 【差(し)出る】 (動ダ下一)
前に出る。でしゃばる。「―・でた行動が多すぎる」「―・デタ人/日葡」
さしでん 【左氏伝】🔗⭐🔉
さしでん 【左氏伝】
「春秋(シユンジユウ)左氏伝」の略。
さし-どう 【差銅】🔗⭐🔉
さし-どう 【差銅】
江戸時代,金貨・銀貨鋳造の際にまぜ込んだ銅。
さし-とお・す ―トホス [3][0] 【刺(し)通す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
さし-とお・す ―トホス [3][0] 【刺(し)通す】 (動サ五[四])
刺して,裏まで突き通す。「腹から背中まで―・す」
[可能] さしとおせる
大辞林 ページ 144954。