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さし-まい [2][0] 【刺米・差米】🔗⭐🔉
さし-まい [2][0] 【刺米・差米】
江戸時代,検査のために米刺しを俵に入れて取り出した米。鑑定人・仲介人などが手数料としてとる風習があったので,俵に詰めるとき,あらかじめその分を見込んで入れてある。
さし-まえ ―マヘ 【差(し)前】🔗⭐🔉
さし-まえ ―マヘ 【差(し)前】
自分が差すための刀。差し料。
さし-ま・く 【差し纏く】 (動カ四)🔗⭐🔉
さし-ま・く 【差し纏く】 (動カ四)
まきつける。まとう。「ま玉手,玉手―・きももながに寝(イ)はなさむを/古事記(上)」
さし-ま・く 【差し任く】 (動カ下二)🔗⭐🔉
さし-ま・く 【差し任く】 (動カ下二)
派遣する。任命する。「―・くる心障(サヤ)らず後の世の語り継ぐべく/万葉 4164」
さし-まくら 【差し枕】🔗⭐🔉
さし-まくら 【差し枕】
(1)板で箱形に作った枕。箱枕。
(2)男女が共寝をすること。「たまさかの君の御出を嬉しがり先いねころび―かな/古今夷曲集」
さし-まじ・る 【差し交じる】 (動ラ四)🔗⭐🔉
さし-まじ・る 【差し交じる】 (動ラ四)
(1)まじる。「かやうなる事も―・りけり/栄花(月の宴)」
(2)人とつきあう。交際する。「さすがに人に―・り心などのあるを/枕草子 292」
さしま・す (動サ四)🔗⭐🔉
さしま・す (動サ四)
〔「させます」の転〕
「する」の意の尊敬語。なさる。させます。「其の分は気遣ひ―・すな/狂言・武悪(虎寛本)」「大事の若君怪我―・すまい/浄瑠璃・菅原」
さします (助動)(さしまさ・さしまし(さしまつ)・さします・さします・さしませ・さしませ)🔗⭐🔉
さします (助動)(さしまさ・さしまし(さしまつ)・さします・さします・さしませ・さしませ)
〔尊敬の助動詞「さす」の連用形に尊敬の助動詞「ます」の付いた「させます」の転〕
四段・ラ変以外の動詞の未然形に付いて,尊敬の意を表す。お…になる。させます。「むむ,何ぢゃ,罠(ワナ)を捨て〈さしまっ〉た/狂言・釣狐(虎寛本)」「わ殿もの言はずとも見〈さしませ〉/仮名草子・浮世物語」
さし-まね・く [4] 【差(し)招く・麾く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
さし-まね・く [4] 【差(し)招く・麾く】 (動カ五[四])
(1)手まねきをする。「こちらへくるように―・く」
(2)指揮をして,その向かう方角などを指示する。「軍勢を―・く」「福音を述べて,縁ある衆生を―・くのみである/草枕(漱石)」
大辞林 ページ 144960。