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さそり-ざ [0] 【蠍座】🔗🔉

さそり-ざ [0] 【蠍座】 〔(ラテン) Scorpius〕 七月下旬の宵に南中する南天の S 字形の星座。古くは黄道十二宮の天蝎(テンカツ)に相当した。ギリシャ神話では,巨人オリオンを刺し殺したサソリを形どる。アルファ星アンタレスは色が赤く,サソリの心臓にたとえられる。

さそり-もどき [4] 【蠍擬】🔗🔉

さそり-もどき [4] 【蠍擬】 クモ形綱サソリモドキ目の節足動物の総称。体長4センチメートル内外。触肢が大きなはさみになり,一見サソリに似るが,尾部が細い鞭(ムチ)状となる。毒はないが,外敵に襲われると悪臭のある液体を放出する。熱帯を中心に約七〇種が知られ,日本にも九州と沖縄に一種が生息する。

さ-そん [0] 【差損】🔗🔉

さ-そん [0] 【差損】 売買の結果や価格・為替の変動・改定により生じた,収支の差額としてでた損失。 ⇔差益 「為替―」

さ-た [2][1] 【沙汰】 (名)スル🔗🔉

さ-た [2][1] 【沙汰】 (名)スル 〔「沙」は砂,「汰」は選び分ける意。水中でゆすって,砂を捨て米や砂金を選び分ける意〕 □一□ (1)事の是非・善悪などを論じ,定めること,またそれに従って処理すること。しかるべく処置すること。また,訴訟。「地獄の―も金次第」「雨降りて後いまだ庭のかわかざりければいかがせんと―ありけるに/徒然 177」「先づ―の成否は知らず/平家 1」 (2)(主君・官府などの)裁定。指図。指示。また,それを伝える知らせ。「追って―する」「―のあるまで待て」「いづれも大宮院の御―なり/増鏡(老のなみ)」 (3)あれこれ言うこと。評判。うわさ。「此れも不運の至りと身にも思ひ,よそにも―しける/沙石 9」「是はいかさまにも天狗の所為といふ―にて/平家 5」 (4)便り。消息。「音―ない」 □二□(他の語に付いて,あるいは接尾語のように用いて)…にかかわる事柄,…の問題,などの意を表す。「狂気の―」「裁判―」「刃傷(ニンジヨウ)―」「祐経ほどの者が理運の―にまくべきにあらず/曾我 1」

大辞林 ページ 144984