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さる-かい ―カヒ 【猿飼ひ】🔗⭐🔉
さる-かい ―カヒ 【猿飼ひ】
「猿回(サルマワ)し」に同じ。
ざる-がい ―ガヒ [2] 【笊貝】🔗⭐🔉
ざる-がい ―ガヒ [2] 【笊貝】
海産の二枚貝。貝殻は殻長6センチメートル内外で,淡褐色の地に淡紅色の斑紋があり,表面に四〇条ほどの放射肋(ロク)がある。浅海の砂底にすむ。食用。本州中部以南に分布。
さる-が・う ―ガフ 【猿楽ふ】 (動ハ四)🔗⭐🔉
さる-が・う ―ガフ 【猿楽ふ】 (動ハ四)
〔「さるごう(猿楽)」を活用させた語〕
滑稽なことを言う。ふざける。「男などのうち―・ひものよくいふが来たるを/枕草子 140」
さるかえこうとう サルカヘコウタウ 【猿替勾当】🔗⭐🔉
さるかえこうとう サルカヘコウタウ 【猿替勾当】
「猿座頭」に同じ。
さる-かえり ―カヘリ [3] 【猿返り】🔗⭐🔉
さる-かえり ―カヘリ [3] 【猿返り】
(1)歌舞伎で,立ち回りの型の一。あおむけになった姿勢から後方に宙返りして立つ。
(2)雑芸の一。前後左右に自由自在に回転する芸。「―見てや立ちくる酉の年/犬子集」
さる-がき [2] 【猿柿】🔗⭐🔉
さる-がき [2] 【猿柿】
信濃(シナノ)柿の別名。
さる-がく [0] 【猿楽・申楽】🔗⭐🔉
さる-がく [0] 【猿楽・申楽】
(1)軽業(カルワザ)・奇術や滑稽な物まねなどの演芸。奈良時代に唐から伝来した散楽(サンガク)を母胎につくり出されたもの。鎌倉時代頃からこれを職業とする者が各地の神社に隷属して祭礼などに興行し,座を結んで一般庶民にも愛好された。室町時代になると,田楽や曲舞(クセマイ)などの要素もとり入れ,観阿弥・世阿弥父子により能楽として大成される。さるごう。
(2)能楽の旧称。
さるがく-ざ [0] 【猿楽座】🔗⭐🔉
さるがく-ざ [0] 【猿楽座】
中世,猿楽師が結成した職業団体。社寺に隷属し,神事や法会(ホウエ)の際の興行独占権を与えられた。大和四座(ヤマトシザ)が著名。
→大和四座
さるがく-し [4] 【猿楽師】🔗⭐🔉
さるがく-し [4] 【猿楽師】
猿楽を業とする人。
さるがく-のう [4] 【猿楽能】🔗⭐🔉
さるがく-のう [4] 【猿楽能】
〔「猿楽の芸能」の意〕
能・能楽の古い呼び名。
さるがく-ほうし ―ホフ― [5] 【猿楽法師】🔗⭐🔉
さるがく-ほうし ―ホフ― [5] 【猿楽法師】
中世,猿楽を業とした僧形の芸人。
さるがくだんぎ 【申楽談儀】🔗⭐🔉
さるがくだんぎ 【申楽談儀】
世阿弥の芸談集。一冊。次男元能(モトヨシ)の聞き書きにより1430年成立。能の歴史をはじめ,他の役者の芸風・挿話,面装束,演技・演出,能作者と作能法,音曲など,具体的な事例に即して述べる。正称,世子(ゼシ)六十以後申楽談儀。
大辞林 ページ 145120。