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さん-きょく [0] 【三極】🔗⭐🔉
さん-きょく [0] 【三極】
(1)電子管の陽極・陰極・制御電極(グリッド)の総称。
(2)天・地・人の称。三儀。三元。「また万代の池の亀は,甲に―を備へたり/謡曲・翁」
さんきょく-しんくうかん ―クワン [0] 【三極真空管】🔗⭐🔉
さんきょく-しんくうかん ―クワン [0] 【三極真空管】
二極管の陽極と陰極の間に格子状の第三電極(格子またはグリッド)を入れた真空管。整流作用に加え,電流・電圧の増幅,検波・発振などの機能をもつ。三極管。
さんきらい [3] 【山帰来】🔗⭐🔉
さんきらい [3] 【山帰来】
(1)生薬の一。サルトリイバラの根茎。利尿・解熱・解毒剤などとして用いる。
(2)サルトリイバラの異名。
(3)ユリ科のつる性低木。中国南部・東南アジアなどに産する。サルトリイバラに似るが,とげがない。地下の根茎を土茯苓(ドブクリヨウ)といい薬用とする。
ざん-ぎり [0][4] 【散切り】🔗⭐🔉
ざん-ぎり [0][4] 【散切り】
(1)明治初期,散髪脱刀令以降流行した男の髪形。髷(マゲ)を結わずに髪を短く切り西洋風にしたもの。散髪(サンパツ)。斬髪(ザンパツ)。
(2)剃(ソ)ったり結んだりしないで,後ろになでつけただけの髪。なでつけ髪。「頭は霜を梳(ケズ)りて―となし/浮世草子・禁短気」
(3)〔(2)の髪形から〕
近世,囚人を扱った非人のこと。
散切り(1)
[図]
[図]
ざんぎり-あたま [5] 【散切り頭】🔗⭐🔉
ざんぎり-あたま [5] 【散切り頭】
散切り{(1)}にした頭。「―をたたいてみれば文明開化の音がする」
ざんぎり-きょうげん ―キヤウ― [5] 【散切り狂言】🔗⭐🔉
ざんぎり-きょうげん ―キヤウ― [5] 【散切り狂言】
「散切り物」に同じ。
ざんぎり-もの [0] 【散切り物】🔗⭐🔉
ざんぎり-もの [0] 【散切り物】
歌舞伎世話狂言の一。明治初期,散切り頭に象徴される新時代の社会生活に取材したもの。黙阿弥の「島鵆月白浪(シマチドリツキノシラナミ)」「水天宮利生深川(スイテングウメグミノフカガワ)」などの類。
大辞林 ページ 145181。