複数辞典一括検索+

さん-こ [1] 【三顧】🔗🔉

さん-こ [1] 【三顧】 〔諸葛亮「前出師表」より。蜀(シヨク)の劉備(リユウビ)が諸葛亮を軍師に迎えようとして,その庵(イオリ)を三度訪れた故事による〕 人に仕事を頼むのに,何度も訪問して礼を尽くすこと。「―を尽くす」

――の礼🔗🔉

――の礼 「三顧」に同じ。「―をもって迎える」

さん-ご [1] 【三五】🔗🔉

さん-ご [1] 【三五】 (1)(三と五の積から)一五のこと。(ア)十五夜。(イ)一五歳。「明けて―の春秋を/浄瑠璃・孕常盤」(ウ)(揚げ代が一五匁であったことから)囲い女郎。「―に義理をはりま潟/浄瑠璃・傾城酒呑童子」 (2)〔長さが三尺五寸あることから〕 琵琶(ビワ)の異名。 (3)あちらに三つこちらに五つとかたまってあること。「江に臨む楼台―/思草(信綱)」 (4)「三皇五帝」の略。

――の十八🔗🔉

――の十八 〔三と五の積を一八と誤るところから〕 計算のあわないこと。計画や予想が外れること。三五の二十五。「何ほど利発才覚にしても若き人には―,ばらりと違ふ事数々なり/浮世草子・胸算用 1」

さんご-の-つき 【三五の月】🔗🔉

さんご-の-つき 【三五の月】 十五夜の月。特に,陰陽暦八月十五夜の月。

さんご-や [0][3] 【三五夜】🔗🔉

さんご-や [0][3] 【三五夜】 十五夜。特に,陰陽暦八月一五日の夜。

さん-ご [1] 【参伍】🔗🔉

さん-ご [1] 【参伍】 いりまじること。まぜ合わせること。

さん-ご [1] 【珊瑚】🔗🔉

さん-ご [1] 【珊瑚】 (1)花虫綱八放サンゴ亜綱サンゴ科の腔腸動物の総称。シロサンゴ・アカサンゴ・モモイロサンゴなどがある。深さ100〜300メートルの海底に多数のサンゴ虫(ポリプ)が集まって高さ50センチメートルほどの樹枝状の群体をつくり,個体が死ぬとその骨格だけが残る。この骨格を加工して装飾品を作る。古来,七宝の一に数えられる。暖流域に広く分布。六放サンゴ類の石サンゴ類や,ヒドロ虫類のギサンゴ類を含めていうこともある。 (2)一般に,サンゴ虫の群体の骨格。

さんご-アナナス [4] 【珊瑚―】🔗🔉

さんご-アナナス [4] 【珊瑚―】 パイナップル科サンゴアナナス属の観葉植物。南米の熱帯地域に分布し,同属の数種と共に温室栽培される。葉は線形で革質,基部は短い茎に巻き付く。花序は脇生,苞(ホウ)が赤色に色づき美しい。

大辞林 ページ 145191