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さんとう-はくさい [6][5] 【山東白菜】🔗🔉

さんとう-はくさい [6][5] 【山東白菜】 ハクサイの一品種。明治初年に中国の山東省から渡来。葉はハクサイより大形で,上半は結球しない。黄緑色。漬物・煮物に用いる。サントウサイ。サントウナ。

さんとう-はんとう ―タウ 【山東半島】🔗🔉

さんとう-はんとう ―タウ 【山東半島】 中国,山東省の黄海北部に突き出た半島。遼東半島に対する。青島・煙台・威海などの良港がある。シャントン半島。

さんとう-もんだい 【山東問題】🔗🔉

さんとう-もんだい 【山東問題】 1915年提出された対華二一か条要求において,山東におけるドイツ権益を継承しようとする日本とこれに反対する中国との間の紛争。五・四運動,パリ・ワシントンの両会議を経て旧ドイツ諸権益はほとんど中国に回収された。

さんとう 【山東】🔗🔉

さんとう 【山東】 姓氏の一。

さんとう-きょうざん ―キヤウザン 【山東京山】🔗🔉

さんとう-きょうざん ―キヤウザン 【山東京山】 (1769-1858) 江戸後期の戯作者。本名,岩瀬百樹(モモキ)。京伝の弟。篆刻(テンコク)を業とした。合巻を多数書き,狂歌や絵もよくした。著「教草女房気質(オシエグサニヨウボカタギ)」など。

さんとう-きょうでん ―キヤウデン 【山東京伝】🔗🔉

さんとう-きょうでん ―キヤウデン 【山東京伝】 (1761-1816) 江戸後期の戯作者・浮世絵師。本名,岩瀬醒(サムル)。通称,伝蔵。江戸の人。浮世絵を北尾重政に学ぶ。黄表紙・洒落本作者として著名。江戸読本創出者としても知られる。晩年は考証随筆に傾注。著「江戸生艶気樺焼(エドウマレウワキノカバヤキ)」「通言総籬(ツウゲンソウマガキ)」「骨董集」など。

さん-とう ―タウ 【山濤】🔗🔉

さん-とう ―タウ 【山濤】 (205-283) 中国,西晋の思想家・政治家。竹林の七賢の一人。官は吏部尚書に至る。

さん-どう ―ダウ [0] 【三道】🔗🔉

さん-どう ―ダウ [0] 【三道】 (1)〔礼記(祭統)〕 「三行(サンコウ)」に同じ。 (2)〔仏〕(ア)迷いをもつ衆生の生のこと。煩悩(ボンノウ)をもち,身口意の三業をなし,苦を得るので,惑道・業道・苦道とする。三種類の生存があるのではなく,三道で一つの生存をさす。輪廻(リンネ)の三道。(イ)三悪道。(ウ)真理を理解して,聖者の位にはいる見道,修練を積む修道,もはや学ぶことのない完成された境地である無学道。 (3)中古,大学の学問の三つの分野。明経・明法・算道。 (4)能を作るにあたっての三つの大切な条件,すなわち種(素材)・作(構成)・書(文を案じて書くこと)。世阿弥の用語。また,世阿弥の「能作書」の別名。

大辞林 ページ 145274