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さんや [0]🔗🔉

さんや [0] (1)胴突きの異名。 (2)漁船を陸上に引き上げるときに用いる,縦巻きの轆轤(ロクロ)。

さん-や [0] 【産屋】🔗🔉

さん-や [0] 【産屋】 出産のための小屋。うぶや。

さん-や [1] 【三夜】🔗🔉

さん-や [1] 【三夜】 (1)月の三日の夜。また,その夜の月。「おいらが傾なぞは―の三ケ月様だそうで/洒落本・売花新駅」 (2)誕生後三日目の夜。また,その祝い。「―,五夜,七夜,九夜などのいかめしくきこえて/増鏡(草枕)」 (3)新婚三日目の夜。餅を食べて祝う風習があった。

さん-や [1] 【山野】🔗🔉

さん-や [1] 【山野】 山と野原。のやま。「―を駆け巡る」

さんや 【山谷・三野・三谷】🔗🔉

さんや 【山谷・三野・三谷】 (1)東京都台東区北東部の旧地名。隅田川西岸の日本堤・東浅草・清川などにあたる。寺院が多い。一部は簡易旅館街。 (2)(元吉原の焼失後,新吉原移転まで遊郭が置かれたことから)吉原の遊郭。「―帰りの酒機嫌の男ども/浮世草子・諸艶大鑑 4」

さんや-がよい ―ガヨヒ 【山谷通ひ】🔗🔉

さんや-がよい ―ガヨヒ 【山谷通ひ】 吉原の遊郭に通うこと。

さんや-ぞうり ―ザウ― [4] 【山谷草履】🔗🔉

さんや-ぞうり ―ザウ― [4] 【山谷草履】 藺殻(イガラ)で編んだ草履。吉原通いの遊客がよく使用した。

さんや-ぶね [4] 【山谷船】🔗🔉

さんや-ぶね [4] 【山谷船】 隅田川から山谷堀へ通う猪牙舟(チヨキブネ)。吉原通いの遊客をのせた。

さんや-ぼり 【山谷堀】🔗🔉

さんや-ぼり 【山谷堀】 隅田川の今戸から山谷に至る掘割。吉原の遊郭への水路として利用された。

ざん-や 【残夜】🔗🔉

ざん-や 【残夜】 夜明け方。

さん-やく [1] 【三役】🔗🔉

さん-やく [1] 【三役】 (1)相撲で,大関・関脇・小結の総称。 (2)会社・団体・政党などの重要な三つの役職。また,指導的地位にある幹部。 (3)能楽で,脇方(ワキカタ)・狂言方・囃子方(ハヤシカタ)。 →仕手方 (4)茶の湯で,亭主・正客・詰の三人。 (5)江戸時代,幕府直轄地の三種の特別税。御伝馬宿入用米・六尺給米・御蔵前入用金の三つ。

大辞林 ページ 145314