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しから-ずん-ば [4] 【然らずんば】 (接続)🔗🔉

しから-ずん-ば [4] 【然らずんば】 (接続) 「しからずば」の転。

しから-ば [2] 【然らば】🔗🔉

しから-ば [2] 【然らば】 ■一■ (接続) (1)前述の事柄を仮定した場合に生ずる事柄を後述する。多く文章に使う。もしそうならば。それなら。「スポーツは単なる闘争ではない。―,その目的は何か」 (2)前述の事柄を理由として,その結果もたらされる事柄を後述する。そうであるから。それだから。「我,今この大海を飲みつくすべし。―,一いちに大海に流れ入る所の河を,ことごとく堰きとめ給へ/仮名草子・伊曾保物語」 ■二■ (感) 別れの挨拶に用いる語。さようなら。「―御免」「『や,―』『はい,さやうなら』/滑稽本・浮世風呂 4」

しがらみ [0] 【柵・🔗🔉

しがらみ [0] 【柵・】 (1)水の勢いを弱めるため,川の中に杭(クイ)を一定の距離に打ち並べ,柴(シバ)や竹などをからみつけたもの。「明日香川―渡し塞(セ)かませば/万葉 197」 (2)まとわりついて,引き止めるもの。関係を絶ちがたいもの。「恋の―」「浮き世の―」

しからみぞうし ―ザウシ 【しからみ草紙】🔗🔉

しからみぞうし ―ザウシ 【しからみ草紙】 文芸雑誌。1889年(明治22)創刊,94年廃刊。全五九冊。森鴎外の啓蒙的評論を中心に,小金井貴美子の翻訳,幸田露伴・尾崎紅葉・斎藤緑雨・与謝野鉄幹らの作品を載せる。後身に「めさまし草」がある。しがらみぞうし。

しがら・む 【柵む・む】 (動マ四)🔗🔉

しがら・む 【柵む・む】 (動マ四) (1)からみつく。「友禅メリンスの袖口の―・む繊弱(キヤシヤ)な手を突き/其面影(四迷)」 (2)からみつける。「秋萩を―・み伏せて鳴く鹿の/古今(秋上)」 (3)柵(シガラミ){(1)}を作る。「涙河流るる跡はそれながら―・みとむる面影ぞなき/狭衣 2」

しかり [0] 【叱り・呵り】🔗🔉

しかり [0] 【叱り・呵り】 (1)(「おしかり」の形で)しかること。「きついお―を受けた」 (2)江戸時代,庶民に科した最も軽い刑。奉行が白州(シラス)に呼び出し,その罪を叱るだけにとどめたもの。やや重いものを急度叱(キツトシカリ)という。

大辞林 ページ 145435