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じ-だい [0] 【事大】🔗🔉

じ-だい [0] 【事大】 〔孟子(梁恵王下)「惟智者為能以小事大」〕 弱い者が強い者に仕え従うこと。「―思想」

じだい-しゅぎ [4] 【事大主義】🔗🔉

じだい-しゅぎ [4] 【事大主義】 (1)勢力の強い者に追随して自己保身を図る態度・傾向。朝鮮史では李朝のとった対中国従属政策をいう。 →事大党 (2)全体に対する見通しもなく瑣末(サマツ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度。

じだい-とう ―タウ 【事大党】🔗🔉

じだい-とう ―タウ 【事大党】 朝鮮李朝末期において,自主独立を主張する開化派(独立党)に対し,清に従属することで李朝国家の存続を図った保守派。日清戦争での清の敗北後解体。 →事大主義

じ-だい [0] 【時代】🔗🔉

じ-だい [0] 【時代】 ■一■ (名) (1)ある観点によって区切られたひとまとまりの期間。特定の事や物と結び付いて意識されている一時期。「明治―」「学生―」「物のあり余る―」「青の―のピカソ」「―は変わった」「一―を画する」 (2)今,いる,その時期。また,話題にしている,その時期。「―に後れる」「―の寵児(チヨウジ)」 (3)(経過した)長い年月。「―をさかのぼる」 (4)「時代物」の略。 ■二■ (名・形動)[文]ナリ 長い年月を経ていること。古めかしいさま。古びた良さをいう場合や古くさく大げさなさまをいう場合もある。「銀燭(ギンシヨク)金屏(キンベウ)に輝いて最(イト)も―な壮厳な大典は/良人の自白(尚江)」「柱は―で黒く光つてゐた/行人(漱石)」「丁度それは―な劇(シバイ)でも観て居るかのやうな感想(カンジ)を与へる/破戒(藤村)」

――がつ・く🔗🔉

――がつ・く 年月を経て,古びた感じや古風なおもむきがでる。「―・いた家具」

じだい-おくれ [4] 【時代後れ・時代遅れ】🔗🔉

じだい-おくれ [4] 【時代後れ・時代遅れ】 その時代の傾向や風潮に後れていること。また,そのもの。

じだい-かんかく [4] 【時代感覚】🔗🔉

じだい-かんかく [4] 【時代感覚】 その時代の動向を敏感にとらえる感覚。「―がずれている」

じだい-きょうげん ―キヤウ― [4] 【時代狂言】🔗🔉

じだい-きょうげん ―キヤウ― [4] 【時代狂言】 時代物{(3)}の歌舞伎狂言。一番目物。 ⇔世話(セワ)狂言

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