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ジレンマ [2]
dilemma
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ジレンマ [2]
dilemma
〔ディレンマとも〕
(1)自分の思い通りにしたい二つの事柄のうち,一方を思い通りにすると他の一方が必然的に不都合な結果になるという苦しい立場。板ばさみ。「生活と研究の―に苦しむ」「―に陥る」
(2)〔論〕 三段論法の一。二つの仮言的判断からなる大前提と,その判断を選言的に肯定もしくは否定する小前提から,結論を導き出すもの。例えば,「前に進めば虎と出会い,後ろに退けば狼と出会う」「前に進むか後ろに退くかしかない」「したがって虎と出会うか狼と出会うかであり,いずれにしても困った結果となる」の類。両刀論法。
dilemma
〔ディレンマとも〕
(1)自分の思い通りにしたい二つの事柄のうち,一方を思い通りにすると他の一方が必然的に不都合な結果になるという苦しい立場。板ばさみ。「生活と研究の―に苦しむ」「―に陥る」
(2)〔論〕 三段論法の一。二つの仮言的判断からなる大前提と,その判断を選言的に肯定もしくは否定する小前提から,結論を導き出すもの。例えば,「前に進めば虎と出会い,後ろに退けば狼と出会う」「前に進むか後ろに退くかしかない」「したがって虎と出会うか狼と出会うかであり,いずれにしても困った結果となる」の類。両刀論法。
しろ [2] 【代】🔗⭐🔉
しろ [2] 【代】
(1)かわりとするもの。代用。「借金の―」「御霊(ミタマ)―」「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが―にそへてだに見む/万葉 1642」
(2)材料。「壁―」
(3)代価。代金。「飲み―」「翻訳の―に,旅費さへ添へて賜はりしを/舞姫(鴎外)」
(4)あることのために必要な部分。「糊(ノリ)―」「とじ―」「縫い―」
(5)田地。田。「―かき」「早乙女の山田の―に下り立ちて/栄花(根合)」
(6)古代・中世の田地の面積の単位。稲一束を得る田の面積。律令制では段(タン)の五〇分の一。
しろ [1] 【白】🔗⭐🔉
しろ [0] 【城】🔗⭐🔉
しろ [0] 【城】
(1)外敵の侵入を防ぐために設けられた建築物。日本では,古代国家統一後の朝鮮式山城,奥州経営のための柵(サク)などの造営の後,中世には,平野部の耕作地帯に設けた堀・土塁を巡らした方形館や,天険に拠(ヨ)った山城などが現れた。戦国末期に至り,軍事規模の増大と戦術形態の変化によって,山地から平野に築城が移りはじめ,安土桃山時代には,政治・経済的要求から,特に大名の拠点となるものは城下町をもつ大規模なものに発展した。この間に施設も永久化し,巨大な石垣や漆喰壁(シツクイカベ)・瓦(カワラ)屋根が使用されるようになり,本丸に天守を設け,水堀を巡らせた平山城・平城が主流となった。今日まで遺構のある城の多くはこの時代のものである。江戸時代に至り,新規築城は制限され,城郭の発達は停止した。「―が落ちる」「―を枕に討ち死にする」
(2)(比喩的に)他人の侵入を許さない自分だけの領域。「自分の―に閉じこもる」
大辞林 ページ 146860。