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しろ・む 【白む】🔗🔉

しろ・む 【白む】 ■一■ (動マ四) (1)白っぽくなる。白みを帯びる。「髑髏の色―・みたる/即興詩人(鴎外)」「牛は,額はいとちひさく―・みたるが/枕草子 51」 (2)勢いが鈍る。ひるむ。くじける。「山名が兵共進みかねて,少し―・うてぞ見えたりける/太平記 32」 (3)刃が鈍くなる。「カタナノ刃ガ―・ウダ/日葡」 ■二■ (動マ下二) 白くする。「衣も―・めず同じすすけにてあれば/枕草子 87」

しろ-むく [0] 【白無垢】🔗🔉

しろ-むく [0] 【白無垢】 (1)和服で,上着・下着・小物がすべて白である服装。また,表・裏ともに白で仕立てた衣服。婚礼衣装のほか神官・僧侶が用いる。 (2)染めてない,白い反物。主に絹についていう。

しろむく-てっか ―クワ [5] 【白無垢鉄火】🔗🔉

しろむく-てっか ―クワ [5] 【白無垢鉄火】 〔「しろむくでっか」とも。江戸語〕 表面は上品で温厚に見えて,内心は不良な者。鉄火者。羽織ごろつき。

しろ-め [2][1] 【白目・白眼】🔗🔉

しろ-め [2][1] 【白目・白眼】 (1)眼球の白い部分。しろまなこ。 ⇔黒眼 (2)白目の多い目つき。横目で冷たくにらむような目つきをいう。「―でにらむ」

しろめ-がち [0] 【白目勝ち】 (形動)🔗🔉

しろめ-がち [0] 【白目勝ち】 (形動) 眼球の白い部分が多く見える目のさま。

しろ-め [1] 【白鑞・白目】🔗🔉

しろ-め [1] 【白鑞・白目】 スズに鉛を少し混ぜた合金。スズの細工物の接合剤,銅容器のさび止めなどに用いた。しろみ。しろなまり。はくろう。

しろ-も [0]🔗🔉

しろ-も [0] 未さらしの甘より木綿糸。仮縫いや切りじつけに使う。主に洋裁用。 →いろも

しろ-もくれん [3] 【白木蓮】🔗🔉

しろ-もくれん [3] 【白木蓮】 「はくもくれん(白木蓮)」に同じ。はくれん。[季]春。

しろ-もじ [0] 【白文字】🔗🔉

しろ-もじ [0] 【白文字】 クスノキ科の落葉低木。中部以西の山地に自生。葉は広倒卵形で三裂する。雌雄異株。春,黄色の小花が群がって咲く。実は球形。アカヂシャ。

しろ-もち [2] 【白餅】🔗🔉

しろ-もち [2] 【白餅】 (1)もち米だけでついた餅。 (2)餡(アン)などをつけない餅。 (3)家紋の一。白い円。丸餅をかたどったもの。 →石持(コクモチ)(2)

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