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――をく・う🔗🔉

――をく・う (1)巣をつくる。巣くう。「鶯の―・ひそむる梅の花/高光集」 (2)ある考えが心の中に根づく。巣くう。

す [1] 【酢・醋】🔗🔉

[1] 【酢・醋】 酢酸を含む,すっぱい液体調味料。古来,酢酸菌による酒の発酵によって作った。米・果実など原料によって風味が異なり,合成酢もある。殺菌力・防腐力が強い。食酢。「―漬け」「三杯―」 →酢酸(サクサン)

――が過・ぎる🔗🔉

――が過・ぎる 物事の程度が超える。「すいの口から―・ぎた/洒落本・玉菊灯籠弁」

――でさいて飲・む🔗🔉

――でさいて飲・む いちいち欠点をあげたてることのたとえ。「めをとの衆が此の今を―・むやうに,言ひたいがいに言ひこめて/浄瑠璃・卯月の潤色(中)」

――でも蒟蒻(コンニヤク)でも🔗🔉

――でも蒟蒻(コンニヤク)でも どうにも手に負えないことにいう。どうにもこうにも。「新造の癖に―いけた奴ぢやない/歌舞伎・飛馬始」

――に当て粉(コ)に当て🔗🔉

――に当て粉(コ)に当て 「酢につけ粉につけ」に同じ。「―一日此事いひやまず/浮世草子・五人女 2」

――につけ粉(コ)につけ🔗🔉

――につけ粉(コ)につけ 何かにつけて。酢に当て粉に当て。酢につけ味噌につけ。「これおやじ,そなたはお花が継父(ママテテ),―憎いのもことはり/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

――にも味噌(ミソ)にも🔗🔉

――にも味噌(ミソ)にも 「酢につけ粉につけ」に同じ。「―慰みにも,是を年中にもりつけて/浮世草子・一代女 5」

――の蒟蒻(コンニヤク)の🔗🔉

――の蒟蒻(コンニヤク)の 〔「四の五の」をもじった語か〕 何のかの。あれやこれや。「とかく―といつて受けとりませぬ/黄表紙・孔子縞于時藍染」

――を買・う🔗🔉

――を買・う いらぬ口出しをして怒らせる。また,扇動する。酢を乞う。[日葡]

す [0][1] 【簀】🔗🔉

[0][1] 【簀】 割り竹や葦(アシ)を糸で粗く編んだもの。

す [0][1] 【鬆】🔗🔉

[0][1] 【鬆】 (1)時期を過ぎた大根・牛蒡(ゴボウ)などや,煮すぎた豆腐などの内部にできるすき間や穴。「―の入った大根」「―が立つ」 (2)鋳物の内部にできた空洞部分。鋳型に流し込んだ金属が冷却・凝固する際,空気が内部に閉じ込められて生ずる。

大辞林 ページ 147114