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すすみ・でる [4] 【進み出る】 (動ダ下一)[文]ダ下二 すすみい・づ🔗🔉

すすみ・でる [4] 【進み出る】 (動ダ下一)[文]ダ下二 すすみい・づ 進んで前へ出る。「一言意見しようと―・出た」

すす・む [0] 【進む】🔗🔉

すす・む [0] 【進む】 ■一■ (動マ五[四]) (1)前の方に移動する。前進する。 ⇔退く 「風車をめがけて―・む」「前に―・む」 (2)目標・進路などを定めてそれを始める。「医科に―・む」「芸の道に―・む」 (3)仕事や計画がはかどる。 ⇔おくれる 「工事が―・む」「開発が―・む」「筆が―・む」 (4)他のものに比べて,先にある。特に時計の表示が正しい時刻よりも先になる。 ⇔おくれる 「―・んだ考えの持ち主」「この時計は五分―・んでいる」 (5)地位や学年などがより上級に移る。「位(クライ)が―・む」「専門課程に―・む」 (6)能力や技術の程度が上がる。上達する。進歩する。「剣の腕が―・む」「文明が―・む」 (7)程度がひどくなる。悪くなる。「腐敗が―・む」「病勢が―・む」「近眼の度が―・む」 (8)ある事をしようという気力・意欲が出てくる。積極的になる。「気が―・まない」「―・んで事に当たる」 (9)「食がすすむ」などの形で,食欲が出るの意を表す。「熱っぽくて食が―・まない」 (10)心がはやる。気がせく。「家思ふと心―・むな風まもりよくしていませ荒しその道/万葉 381」 (11)涙が自然に出る。「これに向ふにいかんが涙(ナンダ)―・まざらん/平家 6」 〔「進める」に対する自動詞〕 [可能] すすめる ■二■ (動マ下二) ⇒すすめる

すす・む 【勧む・奨む・薦む】 (動マ下二)🔗🔉

すす・む 【勧む・奨む・薦む】 (動マ下二) ⇒すすめる

すず・む [2] 【涼む】 (動マ五[四])🔗🔉

すず・む [2] 【涼む】 (動マ五[四]) すずしい風の吹く場所や,すずしい場所に行って,暑さをさます。[季]夏。「縁側に出て―・む」 [可能] すずめる

すず-むし [2] 【鈴虫】🔗🔉

すず-むし [2] 【鈴虫】 (1)コオロギ科の昆虫。体長17ミリメートル内外。黒褐色で扁平。触角の基半部,肢の基部は白色をおびる。触角は細長い。草むらにすみ,雄は前ばねを立てリーンリーンと鳴く。秋に鳴く虫として古くから飼われる。本州以南の日本と朝鮮半島・中国・台湾に分布。[季]秋。 (2)マツムシの古名。「げに声々の聞こえたるなかに,―のふり出でたる程,花やかにをかし/源氏(鈴虫)」 (3)源氏物語の巻名。第三八帖。 鈴虫(1) [図]

大辞林 ページ 147313