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すずり-がめ [3] 【硯瓶】🔗🔉

すずり-がめ [3] 【硯瓶】 硯に注ぐための水を入れておく器。

すずり-きり [3] 【硯切り】🔗🔉

すずり-きり [3] 【硯切り】 硯用の石材を切って硯を作ること。また,その職人。

すずり-の-うみ 【硯の海】🔗🔉

すずり-の-うみ 【硯の海】 硯の,墨汁を蓄えるためにくぼんでいる所。墨池(ボクチ)。硯海(ケンカイ)。うみ。

すずり-ばこ [3] 【硯箱】🔗🔉

すずり-ばこ [3] 【硯箱】 硯や墨・筆などを入れておく箱。あたりばこ。

すずり-ぶた [3] 【硯蓋】🔗🔉

すずり-ぶた [3] 【硯蓋】 (1)硯箱の蓋。昔は,いろいろの物をのせるのにも用いた。 (2)祝いの席などで,口取りの肴(サカナ)をのせる盆状の器。また,それに盛った肴。八寸。

すすり-あ・げる [5] 【啜り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すすりあ・ぐ🔗🔉

すすり-あ・げる [5] 【啜り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すすりあ・ぐ 鼻汁を吸い込む。また,そのような動作を繰り返しながら泣く。「忍音に―・げてゐる/其面影(四迷)」

すすり-こ・む [4] 【啜り込む】 (動マ五[四])🔗🔉

すすり-こ・む [4] 【啜り込む】 (動マ五[四]) 音をたてて吸い入れる。「うどんを―・む」「はな水を―・む」

すすり-なき [0] 【啜り泣き】🔗🔉

すすり-なき [0] 【啜り泣き】 すすり泣くこと。また,その声。

すすり-な・く [4][0] 【啜り泣く】 (動カ五[四])🔗🔉

すすり-な・く [4][0] 【啜り泣く】 (動カ五[四]) 息を小刻みに鼻から吸い込むようにして,声に出さないで泣く。「―・くやうな仮声(コワイロ)が更に聞えた/土(節)」

すす・る [0] 【啜る】 (動ラ五[四])🔗🔉

すす・る [0] 【啜る】 (動ラ五[四]) (1)めん類・茶などを,吸いこむように口に入れる。「かゆを―・る」 (2)出かかった鼻汁を息と共に吸いこむ。「はなを―・る」 [可能] すすれる

ず・する [2] 【誦する】 (動サ変)[文]サ変 ず・す🔗🔉

ず・する [2] 【誦する】 (動サ変)[文]サ変 ず・す 〔「誦」の呉音ジュの直音表記〕 (経・詩歌などを)声を出し,節をつけて読む。「経を―・する声」

すずろ 【漫ろ】 (形動ナリ)🔗🔉

すずろ 【漫ろ】 (形動ナリ) (1)心のおもむくままに物事をするさま。これといったあてもないさま。「をとこ,みちの国に―に行きいたりけり/伊勢 14」 (2)これといった根拠や理由のないさま。「木立などのはるかにものふり,屋のさまも高う,けどほけれど,―にをかしうおぼゆ/枕草子 78」 (3)本意に反しているさま。心外であるさま。「うたてある主のみもとに仕うまつりて―なる死にをすべかめるかな/竹取」 (4)風情がないさま。つまらないさま。「これをただに奉らば―なるべし/伊勢 78」 (5)予想外であるさま。突然。「宝倉の戸―にきと鳴りて開けば/今昔 26」 (6)程度を超えているさま。むやみ。やたら。「―に衣のあまた着たりける主の/今昔 25」

大辞林 ページ 147319