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すまし-バター [4] 【澄まし―】🔗🔉

すまし-バター [4] 【澄まし―】 バターを湯煎などで溶かして得られる上澄み。ブール-クラリフィエ。

すまし-め 【清し女】🔗🔉

すまし-め 【清し女】 器具の洗い清めや御湯殿のことなどに奉仕する下級の女官。すまし。樋洗(ヒスマシ)。

すまし-や [0] 【澄まし屋】🔗🔉

すまし-や [0] 【澄まし屋】 気取ってまじめな顔つきをする人。おすまし。

す-まじき (連語)🔗🔉

す-まじき (連語) 〔サ変動詞「す(為)」の終止形に助動詞「まじ」の連体形「まじき」の付いたもの。連体詞のように用いる〕 してはならない。すべきではない。

――ものは宮仕(ミヤヅカ)え🔗🔉

――ものは宮仕(ミヤヅカ)え 会社や官庁に勤めるのは気苦労が多くつらいものだから,できるならしない方がよい。

すま・す [2] 【済ます】 (動サ五[四])🔗🔉

すま・す [2] 【済ます】 (動サ五[四]) 〔「澄ます」と同源〕 (1)物事をなしおえる。はたす。「宿題を―・す」 (2)借りを返す。返済する。「借金を―・す」「只今算用を―・さねばいなせぬぞ/狂言・八句連歌」 (3)一応の決着をつける。それで良いことにする。「パンとコーヒーだけで朝食を―・す」「御免で―・されてはかなわない」「その場はそれで―・した」 (4)(動詞の連用形の下に付いて)すっかり…する。 →すます(澄)(6)(イ) 〔「済む」に対する他動詞〕 [可能] すませる

すま・す [2] 【澄ます・清ます】 (動サ五[四])🔗🔉

すま・す [2] 【澄ます・清ます】 (動サ五[四]) (1)水などを濁りのない状態にする。「水を―・す」 (2)雑念を払って,心を落ち着かせる。「心を―・して字を書く」「琵琶をしらめて夜もすがら心を―・し/平家 5」 (3)一つのことに注意を向ける。「耳を―・す」「諸人目を―・して見る処に/保元(上・古活字本)」 (4)曇りを取り去って,さえた状態にする。「五六撥をいとおもしろく―・して弾き給ふ/源氏(若菜下)」 (5)(自動詞的に用いて)よそ行きの表情やそぶりをする。そんなことにはかかわりがないという表情やそぶりをする。「おつに―・した顔」「他人に迷惑をかけても―・している」 (6)動詞の連用形の下に付いて,(ア)一心に…する。精神を集中して…する。「笛を吹き―・す」「おこない―・す」(イ)すっかり…する。完全に…する。「刀を研ぎ―・す」「医者になり―・す」 (7)洗い清める。「その日御髪―・し,端に居て乾し居給へる中に/宇津保(初秋)」 (8)世の中が平安になるようにする。鎮定する。「一天をしづめ,四海を―・す/平家 12」 (9)道理を明らかにする。是非をはっきりさせる。「理ヲ―・ス/日葡」 〔「澄む」に対する他動詞〕 [可能] すませる

大辞林 ページ 147425