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すり-き・れる [4][0] 【擦(り)切れる・摩り切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すりき・る🔗🔉

すり-き・れる [4][0] 【擦(り)切れる・摩り切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すりき・る 他の物と何度もすれ合って,切れる。「畳のへりが―・れる」

すり-くだ・く [0][4] 【擂り砕く】 (動カ五[四])🔗🔉

すり-くだ・く [0][4] 【擂り砕く】 (動カ五[四]) すって細く砕く。すりつぶす。「錠剤を―・く」

すり-こ [3] 【磨り粉】🔗🔉

すり-こ [3] 【磨り粉】 米をすり鉢ですり砕いて粉にしたもの。湯でといて母乳の代わりとした。「―に地黄煎入て焼(タキ)かへし/浮世草子・胸算用 3」

すりこ-ぎ [3] 【擂り粉木】🔗🔉

すりこ-ぎ [3] 【擂り粉木】 (1)すり鉢で物をすりつぶすのに用いる棒。山椒(サンシヨウ)の木で作ったものがよいとされる。連木(レンギ)。すりぎ。あたりぎ。 (2)僧,特に下級の僧を軽蔑していう語。頭の形からの連想とも,味噌を擂ることからともいう。「編笠で―の来るせはしなさ/柳多留 46」 (3)〔味噌をすり鉢で擂ることから〕 みそ汁。「右の脈が頭勝ちなはもし―などは参らぬか/浄瑠璃・今宮心中(中)」

――で芋(イモ)を盛(モ)る🔗🔉

――で芋(イモ)を盛(モ)る 不可能なことのたとえ。

――で腹を切る🔗🔉

――で腹を切る 「擂り粉木で芋を盛る」に同じ。

――に羽根が生える🔗🔉

――に羽根が生える ありえないことのたとえ。

――の年は後(アト)へよる🔗🔉

――の年は後(アト)へよる 木は年を経ると伸びて高くなるが,すりこ木は古くなると短くなることをいう。

――を食わぬ者はない🔗🔉

――を食わぬ者はない 〔味噌を擂(ス)ると必ずすりこ木も削られて味噌に混じることから〕 身分の上下を問わず,味噌汁を飲まない者はないことをいう。

すりこぎ-あたま [5] 【擂り粉木頭】🔗🔉

すりこぎ-あたま [5] 【擂り粉木頭】 すりこ木の先のように丸い頭。

大辞林 ページ 147462