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せき-でら 【関寺】🔗⭐🔉
せき-でら 【関寺】
(1)大津市逢坂にあった寺。もと三井(ミイ)寺の一坊。現在は長安寺となっており,小野小町が晩年に住したと伝える庵を残す。境内に,堂舎再建時に功のあった牛をまつった牛塔がある。
(2)「関寺小町」の略。
せきでらこまち 【関寺小町】🔗⭐🔉
せきでらこまち 【関寺小町】
能の一。三番目物。世阿弥作か。年老いて近江国に庵居する小野小町は関寺の僧の訪問をうける。寺の七夕祭に案内され,稚児の舞にひかれて往事の夢を追うが,老いの無残を思い知らされる。「姨捨(オバステ)」「檜垣(ヒガキ)」とあわせて「三老女」という。
せき-てん [0] 【釈奠】🔗⭐🔉
せき-てん [0] 【釈奠】
〔「しゃくてん」「さくてん」とも〕
(1)古代中国で,先聖先師をまつること。後漢以後は孔子とその門人をまつるようになった。
(2)日本で,陰暦二月・八月の上の丁(ヒノト)の日に孔子と孔門十哲の画像を掲げてまつる儀式。朝廷の儀式は律令時代に始まり,室町時代に途絶えたが,江戸時代,幕府・諸藩が再興。東京都文京区の湯島聖堂では今日まで続く。おきまつり。[季]春。《―や誰が註古りし手沢本/日野草城》
せき-でん [0] 【夕電】🔗⭐🔉
せき-でん [0] 【夕電】
夕方のいなびかり。はかないもののたとえ。
→朝露(チヨウロ)夕電
せき-でん [0] 【籍田】🔗⭐🔉
せき-でん [0] 【籍田】
宗廟(ソウビヨウ)の祭祀(サイシ)に供える穀物を植えるため,君主が自ら耕作する田。中国古代の風習で,日本でもこれにならって江戸時代に行われた。
せき-ど 【関門・関戸】🔗⭐🔉
せき-ど 【関門・関戸】
関所の門。関のと。[和名抄]
せき-ど [1] 【尺土】🔗⭐🔉
せき-ど [1] 【尺土】
わずかの土地。尺地。寸土。
せき-ど [1] 【赤土】🔗⭐🔉
せき-ど [1] 【赤土】
(1)「赤地(セキチ)」に同じ。
(2)あかつち。
せきど-こく 【赤土国】🔗⭐🔉
せきど-こく 【赤土国】
七世紀頃,東南アジアにあった国。「隋書」などに見えるが,その所在についてはタイ・スマトラ・マレー半島の中部・南部などの諸説がある。
大辞林 ページ 147707。