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ぜぜ-がい ―ガヒ [2] 【銭貝】🔗🔉

ぜぜ-がい ―ガヒ [2] 【銭貝】 キサゴの異名。

ぜぜ-が-こう ―カフ 【手手甲】🔗🔉

ぜぜ-が-こう ―カフ 【手手甲】 (1)昔,手を組み合わせて顔に当ててその間からのぞき,子供をおどかす時に戯れにいう言葉。 (2)昔の鬼ごっこの一種。手を組み合わせて手の甲を互いに打ちながら童謡を歌い,歌い終わった時に打たれた者が鬼となるもの。

せせかまし・い [5] (形)[文]シク せせかま・し🔗🔉

せせかまし・い [5] (形)[文]シク せせかま・し 〔中世語〕 こせこせしている。金銭にこまかい。[日葡]

せせか・む (動マ四)🔗🔉

せせか・む (動マ四) 〔「せせがむ」とも〕 (1)いじりまわす。せせくる。「心得ず,打物―・めば/教訓抄」 (2)せかせかとする。「今―・みさいなむ事いとど見苦しかるべし/十訓 7」 (3)叱(シカ)る。「其子を教へ―・まぬだに不便なるに/十訓 7」

せせ・く (動カ四)🔗🔉

せせ・く (動カ四) 「せせくる」に同じ。「かかる御あそびなどに―・くやうに弾く,もはら品なし/胡琴教録」

せせ-くしゃ (形動)🔗🔉

せせ-くしゃ (形動) 〔近世語〕 しわくちゃなさま。もみくしゃ。「文引裂いて―の/浄瑠璃・傾城酒呑童子」

せせ-く・る [3] (動ラ五[四])🔗🔉

せせ-く・る [3] (動ラ五[四]) (1)「せせる」に同じ。「鼻を―・る」 (2)せかせかとする。休みなくする。「あちこち―・り歩いて遊ぶぞ/四河入海 13」 (3)接近する。迫る。「―・り寄て問ひかくる/浄瑠璃・狩」 (4)男女が戯れる。いちゃつく。「勘平めと―・つて居る所を/浄瑠璃・忠臣蔵」

ぜぜ-く・る (動ラ四)🔗🔉

ぜぜ-く・る (動ラ四) 「ぜぜる」に同じ。「静かなる場に至りては―・る事微塵もなし/浮世草子・元禄太平記」

せせこまし・い [5] (形)[文]シク せせこま・し🔗🔉

せせこまし・い [5] (形)[文]シク せせこま・し (1)ゆとりがなくて,窮屈である。せまくるしい。「―・い都会の中央(マンナカ)から,水車の音の聞えるやうな処へ移つて/家(藤村)」 (2)小さなことにこだわり,気持ちにゆとりがない。こせこせしている。「―・い料簡(リヨウケン)」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 147738