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せみ-の-は 【蝉の羽】🔗🔉

せみ-の-は 【蝉の羽】 (1)蝉のはね。 (2)透けて見えるような薄い着物の形容。「―も裁(タ)ちかへてける夏衣/源氏(夕顔)」

せみのは-ごろも 【蝉の羽衣】🔗🔉

せみのは-ごろも 【蝉の羽衣】 「蝉衣」に同じ。「今朝かふる―着てみれば/千載(夏)」

セミ-ばん [0] 【―判】🔗🔉

セミ-ばん [0] 【―判】 〔ブローニー判の半分の意〕 写真で,フィルム一齣(コマ)が四・五×6センチメートルの大きさのもの。

セミファイナル [3] semifinal🔗🔉

セミファイナル [3] semifinal (1)スポーツの試合で,準決勝。 (2)ボクシングやプロレスなどで,メーン-イベントの前の試合。

せみ-ぶえ [2][0][3] 【蝉笛】🔗🔉

せみ-ぶえ [2][0][3] 【蝉笛】 蝉の鳴き声を出すおもちゃの笛。土製の蝉を飾りとして付けた,竹製の笛。

セミ-プロ [0]🔗🔉

セミ-プロ [0] 〔semiprofessional〕 (1)本職ではないが,技芸などが本職に準ずるもの。半玄人。「ゴルフは―の腕だ」 (2)スポーツで,職業選手でないのに,それに準じた身分・待遇などを受けている選手。「実業団野球も―化している」

せみ-ほうぼう ―ハウボウ [3] 【蝉魴🔗🔉

せみ-ほうぼう ―ハウボウ [3] 【蝉魴】 カサゴ目の海魚。全長35センチメートルほど。体形はややホウボウに似るが,大きな胸びれをもち,背びれ前方に明瞭な二つの遊離したとげがある。体は朱紅色。本州中部以南に分布。

せみまる 【蝉丸】🔗🔉

せみまる 【蝉丸】 (1)平安前期の歌人。宇多天皇の皇子敦実親王に仕えた雑色(ゾウシキ)とも,醍醐天皇の第四皇子とも伝えられる。逢坂(オウサカ)山に住み,盲目で琵琶の名手とされ,音曲の守護神として伝説に富む。後撰集以下の勅撰集に四首の歌がみえる。生没年未詳。 (2)能の一。四番目物(狂乱物)。世阿弥作か。盲目のため逢坂山に捨てられた皇子蝉丸を,髪が逆立つ病をもつ姉逆髪(サカガミ)が狂乱のさまで訪ねて行き,互いの宿命を嘆きながら,やがて別れて行く。 (3)人形浄瑠璃。時代物。近松門左衛門作。初演年代未詳。{(2)}に取材。蝉丸をめぐる,北の方・直姫らの恋争いを中心に描く。蝉丸は女人の怨念で盲目となるが,最後に開眼する。

大辞林 ページ 147824