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せわ・る (動ラ四)🔗⭐🔉
せわ・る (動ラ四)
せがむ。うるさく催促する。「赤子―・りて夢も結ばず/鶉衣」
せん [1] 【千・阡・仟】🔗⭐🔉
せん [1] 【千・阡・仟】
数の単位で百の一〇倍。また,数の多いこと。
〔「阡」「仟」は大字として用いる〕
――に一つ🔗⭐🔉
――に一つ
多くの中のたった一つ。ありえないことにいう。「―の望みもない」
――も万(マン)もいらぬ🔗⭐🔉
――も万(マン)もいらぬ
かれこれいうに及ばない。「―唯今の金子を戻せ/歌舞伎・韓人漢文」
せん 【千】🔗⭐🔉
せん 【千】
姓氏の一。千利休を祖とする茶道家元の名が知られる。
せん-しょうあん ―セウアン 【千少庵】🔗⭐🔉
せん-しょうあん ―セウアン 【千少庵】
(1546-1614) 安土桃山時代の茶人。初名宗淳。利休の後妻宗恩の連れ子。利休の女婿。宗旦の父。千家を再興し,利休第二世を名乗った。義兄道安の剛の茶に対し,柔の茶と伝えられる。
せん-そうえき 【千宗易】🔗⭐🔉
せん-そうえき 【千宗易】
⇒千利休(センノリキユウ)
せん-そうさ 【千宗左】🔗⭐🔉
せん-そうさ 【千宗左】
(1619-1672) 茶道千家の第四世。表千家の祖。号,江岑(コウシン)。宗旦の三男。不審庵に住し,紀伊徳川家に仕えた。以後,表千家宗家は宗左を名乗る。
せん-そうしつ 【千宗室】🔗⭐🔉
せん-そうしつ 【千宗室】
(1622-1697) 千利休の曾孫。裏千家の祖。号,仙叟。宗旦の四男。今日庵を継ぎ,加賀前田家に仕えた。以後,裏千家宗家は宗室を名乗る。
せん-そうたん 【千宗旦】🔗⭐🔉
せん-そうたん 【千宗旦】
(1578-1658) 茶道千家の第三世。号,咄々斎・咄斎。千家流茶道の完成者。子,宗左・宗室・宗守を分家させ,表・裏・武者小路の三千家が興った。
せん-どうあん ―ダウアン 【千道安】🔗⭐🔉
せん-どうあん ―ダウアン 【千道安】
(1546-1607) 安土桃山時代の茶人。初名紹安。利休の長男。利休らとともに秀吉に仕える。道安囲い・道安風炉(フロ)はその好みを伝える。
せん-の-りきゅう ―リキウ 【千利休】🔗⭐🔉
せん-の-りきゅう ―リキウ 【千利休】
(1522-1591) 安土桃山時代の茶人。千家流茶道の開祖。和泉国堺の人。法名は宗易。村田珠光相伝の侘茶(ワビチヤ)を武野紹鴎(ジヨウオウ)に学ぶ。茶器および諸道具に工夫をこらし,簡素・清浄な茶道を大成。織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭(オサドウ)となり,天下一の宗匠と評される。政治にも参画するに至ったが,秀吉の怒りを買い自刃を命じられた。
大辞林 ページ 147853。