ぜん-しょう [0] 【全称】 〔論〕 命題において，主語の外延全体にわたって例外なく述語が肯定的ないし否定的に結合されること。全称肯定「すべての S は…である」と，全称否定「いかなる S も…でない」の二種がある。 →特称 →単称

ぜん-しょう ―シヤウ [1] 【全章】 （１）その章全体。 （２）書籍・文書などの全部の章。

ぜん-しょう [0] 【全勝】 （名）スル 試合や勝負のすべてに勝つこと。 ⇔全敗 「―して優勝に花をそえる」

ぜん-しょう ―セウ [0] 【全焼】 （名）スル 火事で建物などが全部焼けてしまうこと。まるやけ。「三戸―した」 →半焼

ぜん-しょう ―シヤウ [1][0] 【前生】 〔仏〕 この世の前の世。前世。 ⇔今生(コンジヨウ) ⇔後生(ゴシヨウ)

ぜん-しょう ―セウ [0] 【前哨】 敵陣近くに軍隊が陣を張る場合，敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。

ぜんしょう-せん ―セウ― [0] 【前哨戦】 （１）前哨の部隊間で行われる小規模の戦闘。主力の戦闘に先立つ戦闘。 （２）本格的な活動に入る前の手始めの活動。「総選挙の―」

ぜん-しょう ―シヤウ [0] 【前章】 （１）ひとつ前の章。 （２）全体を二分したうちの前の章。

ぜん-しょう ―シヤウ [0] 【前檣】 船首の方にある帆柱。

ぜん-しょう [0] 【前蹤】 「先蹤」に同じ。「儀式―を守らず/盛衰記 23」

ぜん-しょう ―シヤウ [0] 【善祥】 めでたいきざし。瑞祥。

ぜん-じょう ―デウ [1] 【前条】 前の条項。前のくだり。前項。

ぜん-じょう ―ジヤウ [0] 【染浄】 〔仏〕 煩悩(ボンノウ)に汚れたことと汚れぬこと。汚れたことと清らかなこと。