複数辞典一括検索+

ただ-びと [0] 【徒人・直人・只人】🔗🔉

ただ-びと [0] 【徒人・直人・只人】 (1)通常の人間。普通の人間。常人。「げに―にはあらざりけりとおぼして/竹取」 (2)(帝・后などに対して)臣下の人。「めでたうをかしきに,―のねぶたかりつる目もいと大きになりぬ/枕草子 313」 (3)官位の低い人。普通の身分の人。「―も,舎人など賜はるきはは,ゆゆしと見ゆ/徒然 1」 (4)(僧に対して)俗人。「九の僧を請(マ)せて,―の供養を以て養き/日本書紀(天武訓)」

だだ-びろ・い [4] 【徒広い】 (形)[文]ク だだびろ・し🔗🔉

だだ-びろ・い [4] 【徒広い】 (形)[文]ク だだびろ・し 「だだっぴろい」に同じ。「―・い蚊屋に風雅な後家一人/柳多留 35」

たたふし-の-まい ―マヒ 【楯節舞】🔗🔉

たたふし-の-まい ―マヒ 【楯節舞】 ⇒吉志舞(キシマイ)

ただ-ぼうこう [3] 【只奉公】🔗🔉

ただ-ぼうこう [3] 【只奉公】 「只働き」に同じ。

たたま・る [3] 【畳まる】 (動ラ五[四])🔗🔉

たたま・る [3] 【畳まる】 (動ラ五[四]) 積もり重なる。「悲しき事恐ろしき事胸に―・つて/にごりえ(一葉)」

たたみ [0] 【畳】🔗🔉

たたみ [0] 【畳】 〔動詞「たたむ」の連用形から〕 (1)わらを縫い固めて作った畳床(タタミドコ)を藺草(イグサ)で編んだ畳表でおおったもの。普通,長さ一間,幅半間であるが地方により大きさは異なる。和室の床に敷く。古くは人の座る所だけに敷いた。 →京間 →田舎間 (2)草履・下駄などの表につける藺草・籐(トウ)・竹などで編んだもの。 (3)むしろ・こも・ござなど,敷物の総称。「その皮を―に刺し,八重畳平群の山に/万葉 3885」

――の上で死ぬ🔗🔉

――の上で死ぬ 事故などで不慮の死を遂げるのではなくて,家で穏やかに死ぬ。

――の上の水練(スイレン)🔗🔉

――の上の水練(スイレン) ⇒畳水練(タタミスイレン)

――の=塵(チリ)(=縁(ヘリ))を毟(ムシ)る🔗🔉

――の=塵(チリ)(=縁(ヘリ))を毟(ムシ)る 恥ずかしくてうつむいているようす。また,手持ちぶさたで退屈しているさま。

大辞林 ページ 148786