複数辞典一括検索+

――を取・る🔗🔉

――を取・る 似た例をあげる。多く打ち消しの語を伴って用いる。「生残た妻子の愁傷は実に―・るに言葉もなくばかり/浮雲(四迷)」

たとえ-うた タトヘ― [3] 【譬え歌・喩え歌】🔗🔉

たとえ-うた タトヘ― [3] 【譬え歌・喩え歌】 (1)「譬喩歌(ヒユカ)」に同じ。 (2)自然の事物に託して自分の心情を詠んだ歌。和歌の六義の一つで,漢詩の六義の「興」にあたるもの。

たとえ-ごと タトヘ― [0][5] 【譬え事・譬え言】🔗🔉

たとえ-ごと タトヘ― [0][5] 【譬え事・譬え言】 たとえにする事柄。また話。

たとえ-の-ごびゅう タトヘ―ゴビウ [5] 【譬えの誤謬】🔗🔉

たとえ-の-ごびゅう タトヘ―ゴビウ [5] 【譬えの誤謬】 〔論〕 〔fallacy of metaphor〕 論証にたとえを用いるために生ずる誤謬。譬えの虚偽。

たとえ-ばなし タトヘ― [4] 【譬え話】🔗🔉

たとえ-ばなし タトヘ― [4] 【譬え話】 ある物事にたとえて述べる話。寓話。

たとえ タトヘ [0][2] 【仮令・縦】 (副)🔗🔉

たとえ タトヘ [0][2] 【仮令・縦】 (副) 〔「たとい」の転か〕 「ても」「とも」「せよ」などと呼応して,逆接仮定条件を表す。かりに。よしんば。たとい。「―わが身がどうなろうとも,助け出さなければ」「―行ったとしても,会えないだろう」

たとえづくし タトヘ― 【譬喩尽】🔗🔉

たとえづくし タトヘ― 【譬喩尽】 ことわざ集。八巻。松葉軒東井編。1787年成立。ことわざのほか,和歌・俳句・流行語・方言なども収める。

たとえ-ば タトヘ― [2] 【例えば】 (副)🔗🔉

たとえ-ば タトヘ― [2] 【例えば】 (副) (1)前に述べたことに対して,具体的な事例を示す時に用いる語。例をあげれば。「このごろはみんな怠けている。―君だ」 (2)比喩をいう時に用いる語。たとえていえば。「命のはかなさは―蜻蛉(カゲロウ)のようなものだ」 (3)仮定を設ける時に用いる語。かりに。もしも。「―僕が君だったら,そうはしない」「―これを A とし,それを B としよう」 (4)「とも」などと呼応して逆接仮定条件を表す。たとえ。よしんば。「―独りながらへて,過ぎにしばかり過ぐすとも/千載(雑下)」 (5)仮定の事柄を例示するのに用いる。言ってみれば。「今一日も先に平家をせめおとし,―日本国ふたりの将軍といはればや/平家 6」

大辞林 ページ 148880