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譬えん方無・し🔗🔉

譬えん方無・し ほかに比べようがない。比べるものがない。「ふかき夜のすめるは―・し/源氏(明石)」

た-どき 【方便】🔗🔉

た-どき 【方便】 「たつき」に同じ。「せむすべの―を知らに/万葉 904」

た-どく [0] 【多読】 (名)スル🔗🔉

た-どく [0] 【多読】 (名)スル 本をたくさん読むこと。

た-どころ [2] 【田荘・田所】🔗🔉

た-どころ [2] 【田荘・田所】 (1)田地。田のある所。 (2)大化前代,豪族の私有した農業経営地。 (3)古代・中世,国衙を構成する役所の一。田畑に関する事務を扱った。

たと・し 【貴し】 (形ク)🔗🔉

たと・し 【貴し】 (形ク) 「たっとし(貴)」に同じ。「上人あまりに忝けなく―・く覚えければ/沙石(一・古活字本)」

たとしえ タトシヘ 【譬へ】🔗🔉

たとしえ タトシヘ 【譬へ】 たとえること。たとえ。「我が君が代の―に足らじな/謡曲・梅」

たとしえ-な・し タトシヘ― 【譬へ無し】 (形ク)🔗🔉

たとしえ-な・し タトシヘ― 【譬へ無し】 (形ク) 比べようがない。たとえようがない。「―・く静かなる夕の空を眺め給ひて/源氏(夕顔)」

たど-じんじゃ 【多度神社】🔗🔉

たど-じんじゃ 【多度神社】 三重県桑名郡多度町にある神社。祭神は天津彦根命。雄略天皇の時の創建といわれる。祈雨の神として有名。北伊勢大神宮。お多度さん。

た-とする 【多とする】🔗🔉

た-とする 【多とする】 ⇒「多」の句項目

たど-たど [1] (副)🔗🔉

たど-たど [1] (副) 足もとのおぼつかないさま。とぼとぼ。「―トアユム/ヘボン(三版)」

たどたど-し・い [5] (形)[文]シク たどたど・し🔗🔉

たどたど-し・い [5] (形)[文]シク たどたど・し 〔「たづたづし」の転〕 (1)歩き方が一歩一歩たどりながら進むようで,危なっかしい。足つきがしっかりしていない。「老人の―・い足取り」 (2)言語や技芸が未熟で滑らかでない。もたついている。「―・い発音」「―・い筆跡」 (3)かすんでぼんやりしている。はっきり見えないようすである。「夕かけてみな帰り給ふほど,花はみな散り乱れ,霞―・しきに/源氏(藤裏葉)」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 148881