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だ・む 【訛む】 (動マ四)🔗⭐🔉
だ・む 【訛む】 (動マ四)
〔古くは「たむ」とも〕
言葉がなまる。また,声がにごる。だぶ。「ものうち言ふ,少し―・みたるやうなり/源氏(東屋)」
た-むかい ―ムカヒ 【手向かひ】🔗⭐🔉
た-むかい ―ムカヒ 【手向かひ】
抵抗すること。てむかい。「人は言へども―もせず/日本書紀(神武)」
たむぎまた 【田麦俣】🔗⭐🔉
たむぎまた 【田麦俣】
山形県東田川郡朝日村にある山間集落。朝日山地を越える六十里越街道の峠にある宿駅で,豪雪地。多層型民家で知られる。
た-むけ [3] 【手向け】🔗⭐🔉
た-むけ [3] 【手向け】
(1)神仏,あるいは死者の前に物を供えること。また,その物。特に,道祖神の場合についていうことが多い。「―の花」
(2)別れを惜しんで人に贈るしるし。餞別。はなむけ。「―の杯」「―の言葉」
(3)手向けの神のあるところ。特に,山道の登りつめた所である峠をいう。「佐保過ぎて奈良の―に置く幣は/万葉 300」
(4)「手向けの神」の略。「あふさか山にいたりて,―をいのり/古今(仮名序)」
(5)道中の安全を祈るために神仏に幣(ヌサ)をたてまつること。「舟を漕ぎ出して漕ぎ来る道に―する所あり/土左」
たむけ-うた [3] 【手向け歌】🔗⭐🔉
たむけ-うた [3] 【手向け歌】
神仏への手向けとして詠んだ歌。
たむけ-ぐさ 【手向け草】🔗⭐🔉
たむけ-ぐさ 【手向け草】
神仏への供物。「白波の浜松が枝の―/万葉 34」
たむけ-の-かみ [5] 【手向けの神】🔗⭐🔉
たむけ-の-かみ [5] 【手向けの神】
峠や坂の上にいて,通過に際して旅人が旅の安全を祈願する神。「礪波(トナミ)山,―に幣奉(マツ)り/万葉 4008」
たむけ-の-やま 【手向けの山】🔗⭐🔉
たむけ-の-やま 【手向けの山】
「たむけやま」に同じ。
たむけ-ばな [3] 【手向け花】🔗⭐🔉
たむけ-ばな [3] 【手向け花】
神仏や死者の霊などにささげる花。「―とて咲きおくれし桜を一本持たせけるに/浮世草子・五人女 4」
たむけ-みず ―ミヅ [3] 【手向け水】🔗⭐🔉
たむけ-みず ―ミヅ [3] 【手向け水】
神仏あるいは死者にささげる水。「涙を子どもの―となし/浮世草子・武家義理物語 1」
大辞林 ページ 148975。