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ため-ずき [0] 【溜め漉き】🔗🔉

ため-ずき [0] 【溜め漉き】 和紙の手漉き法の一。パルプ状にした紙料を簀(ス)ですくい上げ,前後左右に揺り動かして一定の厚さの湿紙(シツシ)を作る。この湿紙に紗(シヤ)をかぶせ,さらに別の湿紙を積み重ねた上に重石(オモシ)をのせて水を切り,一枚ずつ湿紙をはがして干し板に張り天日で乾かす。 →流し漉き

ため-ずく ―ヅク 【為尽く】🔗🔉

ため-ずく ―ヅク 【為尽く】 (1)もっぱらその人のためを思って尽くすこと。「何事も―,ながうほそうあそばしやれぬかと申せば/浮世草子・三島暦」 (2)その人のために尽くしているかのように見せかけること。おためずく。「肝煎の嚊が―いうて/浮世草子・禁短気」

ため-すじ ―スヂ [2][3] 【為筋】🔗🔉

ため-すじ ―スヂ [2][3] 【為筋】 ためになる事柄。また,利益をもたらす客。おためすじ。「自分の方の―になる事は/二人女房(紅葉)」

ため-だし [0] 【撓め出し】🔗🔉

ため-だし [0] 【撓め出し】 相撲の手の一。両方の手で相手の一方の手を押さえ,これをしならせるようにして押し出す技。ちょうなかけ。

ためつ-すがめつ 【矯めつ眇めつ】 (連語)🔗🔉

ためつ-すがめつ 【矯めつ眇めつ】 (連語) 〔動詞「たむ」「すがむ」の連用形に完了の助動詞「つ」が付いたもの〕 いろいろな方からよく見るさま。とみこうみ。「―して見る」

だめ-づまり [3][0] 【駄目詰(ま)り】🔗🔉

だめ-づまり [3][0] 【駄目詰(ま)り】 囲碁で,一連の石を囲む駄目の数が少ないこと。また,攻め合いの場合,駄目の多少が死活に関わるため,着手が制限されている状態。

ため-つ-もの 【ためつ物】🔗🔉

ため-つ-もの 【ためつ物】 (1)おいしい食べ物。「鼻口また尻より,種々の―を取り出して/古事記(上訓)」 (2)大嘗会(ダイジヨウエ)の時,臣下に賜る酒食。

ため-なお・す ―ナホス 【矯め直す】 (動サ四)🔗🔉

ため-なお・す ―ナホス 【矯め直す】 (動サ四) 曲がったものを,正しい状態に直す。矯正する。「クセヲ―・ス/日葡」

大辞林 ページ 148981