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たろう タラウ 【田老】🔗🔉

たろう タラウ 【田老】 岩手県中東部,下閉伊郡の町。海岸は陸中海岸国立公園に属し,景勝地が多い。たびたび津波の被害を受けたが,1958年(昭和33)に防潮堤が完成。

たろう (連語)🔗🔉

たろ (連語) 〔過去の助動詞「た」の未然形に推量の助動詞「う」の付いたもの〕 活用語の連用形に接続する。ガ・ナ・バ・マ行五(四)段活用の動詞に付く場合には「だろう」となる。 (1)過去の事柄やすでに完了し実現した事柄についての推量・想像などの意を表す。「その時は,さぞ困っ―うね」「あの人の口から出たんじゃなかったら,僕も頭から信用しなかっ―う」 (2)(多く上昇調のイントネーションを伴って)過去の事柄やすでに完了し実現した事柄について,相手に念を押したり同意を求めたりする気持ちを表す。「お父さんもまだ小さかっ―う。ちょっと怖かったよ」「この間話し―う,そんなことは考えない方がいいよ」

だ-ろう [0] 【舵楼】🔗🔉

だ-ろう [0] 【舵楼】 大形の和船で,舵を指揮する人たちがいる,少し高くなっている所。ともやぐら。

だろう (連語)🔗🔉

だろ (連語) 〔断定の助動詞「だ」の未然形「だろ」に推量の助動詞「う」の付いたもの〕 体言およびそれに準ずるもの,副詞,動詞・形容詞および一部の助動詞の終止形に接続する。 (1)話し手の推量や想像などを表す。「今夜は冷えこむ―う」「この痛みも今がとうげ―う」「みんな入学式に行くの―う」 (2)疑問詞や終助詞「か」を伴って,疑問や反語の意を表す。「到着するのは何時ごろ―う」「こんな調子で今月中に出来上がる―うか」「そんな話ってある―うか」 (3)仮想の事柄であることを表す。「彼のことだ。立派にやりとげる―うことはまちがいない」 (4)(「だろうに」の形で)事実に反する仮想を述べる。「もう少しがんばれば,何とかなった―うに」 (5)(多く上昇調のイントネーションを伴って)相手に対して,念を押したり同意を求めたりする気持ちを表す。「今になってそんな事を言ったら,僕が困る。君だって男―う」 〔(1)現代語では,助動詞「う・よう」がもっぱら意志を表す用法に限られてきているのに対して,「だろう」は推量を表す言い方として一般に用いられる。(2)助動詞「だ」は体言に接続するだけで,活用語に付かないのに対して,「だろう」は体言にも活用語にも接続する。(3)「だろう」は,右のように,独自の意味・用法をもつに至っているので,これを一語の助動詞として扱う立場もある。(4)「だろう」の成立は近世江戸語においてである〕

大辞林 ページ 149023