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ちか-ま [2] 【近間】🔗🔉

ちか-ま [2] 【近間】 近い所。近く。「―の店で間に合わせる」

ちか-まさり 【近優り】 (名)スル🔗🔉

ちか-まさり 【近優り】 (名)スル 近づいて見ると,遠くで見るより,すぐれて見えること。 ⇔近劣り 「御心ざしの,―するなるべし/源氏(明石)」

ちかまつ 【近松】🔗🔉

ちかまつ 【近松】 姓氏の一。

ちかまつ-き [4] 【近松忌】🔗🔉

ちかまつ-き [4] 【近松忌】 近松門左衛門の忌日。一一月二二日。巣林子忌(ソウリンシキ)。巣林忌。[季]冬。

ちかまつ-しゅうこう ―シウカウ 【近松秋江】🔗🔉

ちかまつ-しゅうこう ―シウカウ 【近松秋江】 (1876-1944) 小説家。岡山県生まれ。本名,徳田浩司。東京専門学校卒。印象批評の先駆的名著「文壇無駄話」を出す。「別れたる妻に送る手紙」で文壇的地位を得,人間の情痴面を描いた。後年には,歴史小説も試みた。他に「疑惑」「黒髪」など。

ちかまつ-とくぞう ―トクザウ 【近松徳三】🔗🔉

ちかまつ-とくぞう ―トクザウ 【近松徳三】 (1751-1810) 江戸後期の狂言作者。大坂の人。前名,徳叟(トクソウ)。近松半二の門人。作「伊勢音頭恋寝刃(イセオンドコイノネタバ)」

ちかまつ-はんじ 【近松半二】🔗🔉

ちかまつ-はんじ 【近松半二】 (1725-1783) 江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。本名,穂積成章。以貫(コレツラ)の子。二世竹田出雲に師事。雄大な構想,複雑な趣向を好み,歌舞伎的な手法を多用。竹本座の立作者として衰退期の浄瑠璃界の最後を飾った。作「奥州安達原」「本朝廿四孝」「妹背山婦女庭訓(イモセヤマオンナテイキン)」など。

ちかまつ-もんざえもん ―モンザモン 【近松門左衛門】🔗🔉

ちかまつ-もんざえもん ―モンザモン 【近松門左衛門】 (1653-1724) 江戸前期の浄瑠璃・歌舞伎作者。本名,杉森信盛。別号,平安堂・巣林子。越前の人。浄瑠璃で竹本義太夫と,歌舞伎で坂田藤十郎と協力,数々の傑作を生んだ。最新の事件を劇化した際物(キワモノ)「曾根崎心中」の成功で世話浄瑠璃をもっぱらとし,義理人情の葛藤(カツトウ)により生じる悲劇を多く著した。浄瑠璃「出世景清」「国性爺(コクセンヤ)合戦」「心中天網島」「女殺油地獄」,歌舞伎「けいせい仏の原」など。

大辞林 ページ 149170