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ちま・う チマフ (連語)🔗🔉

ちま・う チマフ (連語) 〔助詞「て」に動詞「しまう」の付いた「てしまう」の転。話し言葉でのくだけた言い方〕 補助動詞的に用いられ,動作が完了し実現する意を表す。てしまう。「すっかり話し―・おう」「かぜをひい―・う」「くたばっ―・え」 〔助詞「て」が撥音便の関係で「で」になる場合には「じまう」となる。「すっかり読んじまう」〕

ち-まき [1] 【千巻(き)】🔗🔉

ち-まき [1] 【千巻(き)】 織機の部品の一。織られた織物を巻き取り,経(タテ)糸を緊張するための棒。布巻き。

ち-まき [0] 【粽】🔗🔉

ち-まき [0] 【粽】 (1)〔もと茅(チガヤ)の葉で包んだことから〕 米や米の粉などを笹の葉・竹の皮などで包み,藺草(イグサ)で三角形に巻き上げて蒸したもの。中国で汨羅(ベキラ)に身を投じた屈原を弔うために五月五日に餅を投じたという故事から,端午の節句に食べる習慣がある。[季]夏。 (2)〔建〕 柱の上下端が細まり丸められたもの。また,その部分。鎌倉時代に禅宗建築とともに入り,寺院建築に用いられた。粽形(ガタ)。 粽(1) [図] 粽(2) [図]

ちまき-うま [3] 【粽馬】🔗🔉

ちまき-うま [3] 【粽馬】 茅または真菰(マコモ)などで作った馬の玩具。昔,端午の節句に子供が遊んだ。

ちまき-がた [0] 【粽形】🔗🔉

ちまき-がた [0] 【粽形】 「粽(チマキ){(2)}」に同じ。

ちまき-ざさ [3] 【粽笹】🔗🔉

ちまき-ざさ [3] 【粽笹】 ササの一種。山中に生える。稈(カン)は高さ約1.5メートル。葉は狭長楕円形で長さ30センチメートルに達し,粽を包むのに用いる。クマイザサ。

ち-また [0] 【巷・岐・衢】🔗🔉

ち-また [0] 【巷・岐・衢】 〔「道股(チマタ)」の意〕 (1)道の分かれる所。分かれ道。辻(ツジ)。 (2)物事の境目。分かれ目。「生死の―をさまよう」 (3)町の中の道路。また,町中(マチナカ)。「紅灯の―」 (4)世間。世の中。「―の声」「不況の風が―に吹く」 (5)物事の行われる場所。「戦いの―」

大辞林 ページ 149266