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ちゅうげん-ぜん [3] 【中間禅】🔗⭐🔉
ちゅうげん-ぜん [3] 【中間禅】
〔仏〕 四禅の初禅と第二禅の中間にある禅。中間定。
→四禅天(シゼンテン)
ちゅうげん-ほうし ―ホフ― 【中間法師】🔗⭐🔉
ちゅうげん-ほうし ―ホフ― 【中間法師】
雑用に使われる,身分の低い法師。「―ばらにてありけるが/平家 2」
ちゅう-げん [0] 【忠言】🔗⭐🔉
ちゅう-げん [0] 【忠言】
まごころをこめていさめること。忠告の言葉。「臣下の―に従う」
――耳に逆(サカ)らう🔗⭐🔉
――耳に逆(サカ)らう
〔史記(淮南王伝)〕
忠告の言葉は,とかく聞く人の感情を害して受け入れられにくい。
ちゅう-こ [1] 【中戸】🔗⭐🔉
ちゅう-こ [1] 【中戸】
(1)律令制で,四等戸(大戸・上戸・中戸・下戸)の第三。一戸に正丁(セイテイ)が四人または五人いる戸。
(2)〔「ちゅうご」とも〕
中ぐらいに酒を飲める人。「推した推した。―といふらん/咄本・醒睡笑」
ちゅう-こ 【中古】🔗⭐🔉
ちゅう-こ 【中古】
(1) [0]
少し古いこと。また,そのもの。ちゅうぶる。セコハン。「―を買う」
(2) [1]
日本の歴史上の,特に文学史における時代区分の一。上古と近古の間の時代。平安時代にあたる。「―の女流文学」
(3)その時から見てかなりの隔たりを感じる昔。なかむかし。中世。「神武は―となりて/正統記(神武)」
ちゅうこ-ご [0] 【中古語】🔗⭐🔉
ちゅうこ-ご [0] 【中古語】
国語史の上での中古,すなわち平安時代の言語。京都地方の貴族や僧侶の言葉が多く知られる。平安初期に音便が発生し,中期にはハ行転呼音も現れ,ア・ヤ・ワ行音でも混同が起こった。平仮名・片仮名が作り出され,漢語が日常的に使用されるに及んで,様々な文体が用いられるようになった。優れた古典作品が輩出し,後世,文語の規範とされた。
〔院政時代の言語はその言語的性格から中世語に含めることもある〕
ちゅうこ-さんじゅうろっかせん ―サンジフロク― [1]-[1]-[3] 【中古三十六歌仙】🔗⭐🔉
ちゅうこ-さんじゅうろっかせん ―サンジフロク― [1]-[1]-[3] 【中古三十六歌仙】
藤原範兼が撰した「後六々撰」に名をあげられた三十六人の歌人。すなわち,和泉式部・相模・恵慶・赤染衛門・能因・伊勢大輔・曾禰好忠・道命・藤原実方・藤原道信・平貞文・清原深養父・大江嘉言・源道済・藤原道雅・増基・藤原公任・大江千里・在原元方・大中臣輔親・藤原高遠・馬内侍・藤原義孝・紫式部・藤原道綱母・藤原長能・藤原定頼・上東門院中将・兼覧王・在原棟梁・文屋康秀・藤原忠房・菅原輔昭・大江匡衡・安法・清少納言をいう。
大辞林 ページ 149339。