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ちよ-がみ [2] 【千代紙】🔗🔉

ちよ-がみ [2] 【千代紙】 〔松竹梅・鶴亀など千代を祝うめでたい図柄が多かったところからという〕 和紙に種々の図柄を木版で色刷りにしたもの。江戸時代に,主として浮世絵師が作り始めたという。人形の着物としたり,小箱に張り合わせたり,女子の細工物に供する。

ちよがみ-ざいく [5] 【千代紙細工】🔗🔉

ちよがみ-ざいく [5] 【千代紙細工】 千代紙で人形などを細工すること。また,そうして作ったもの。

ちょがらか・す (動サ四)🔗🔉

ちょがらか・す (動サ四) 「ちょうらかす」に同じ。「大事の金銀を湯水の様に川遊び,―・されにや来申さない/浄瑠璃・油地獄(上)」

ちょき [1]🔗🔉

ちょき [1] じゃんけんで,指を二本出すこと。はさみ。

ちょ-き [1] 【猪牙】🔗🔉

ちょ-き [1] 【猪牙】 「猪牙舟」の略。

ちょき-がかり 【猪牙掛かり】🔗🔉

ちょき-がかり 【猪牙掛かり】 猪牙舟のように威勢のよいこと。威勢よく物事を行うさま。「お前方が―に喧嘩をしたら/歌舞伎・巌石砕瀑布勢力」

ちょき-ぶね [3][0] 【猪牙舟】🔗🔉

ちょき-ぶね [3][0] 【猪牙舟】 (1)和船の一。江戸時代,市中の水路で大量に使われた一人あるいは二人漕(コ)ぎの屋根のない船で,舳(ミヨシ)が長く船足が速い。吉原の遊び客の足として盛んに用いられた。関西ではちょろと呼ぶ。ちょけぶね。ちょき。山谷船。 (2)瀬戸内を中心に関西方面で近距離の海運に使われた小型船の一船型。 猪牙舟(1) [図]

ちよ-き [1] 【千代木】🔗🔉

ちよ-き [1] 【千代木】 松の異名。ちよみぐさ。

ちょき-がか・る 【猪牙掛かる】 (動ラ四)🔗🔉

ちょき-がか・る 【猪牙掛かる】 (動ラ四) 猪牙のようである。威勢がよい。「さつさ押せ押せと―・つた言葉に/たけくらべ(一葉)」

ちょき-ちょき [1] (副)🔗🔉

ちょき-ちょき [1] (副) (1)はさみで続けて物を切る音を表す語。「―(と)髪の毛を切る」 (2)動作が素早く手回しのよいさま。しゃきしゃき。「打盤出して―と打て/浄瑠璃・宵庚申(下)」

大辞林 ページ 149508