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ちらし-だいこ [4] 【散らし太鼓】🔗🔉

ちらし-だいこ [4] 【散らし太鼓】 芝居などが終わったときに打つ太鼓。これによって客を散らすからという。追い出し。打ち出し太鼓。

ちらし-ふくさ [4] 【散らし袱紗】🔗🔉

ちらし-ふくさ [4] 【散らし袱紗】 祭礼または踊りのときに用いる,傘に下げる袱紗。

ちらし-もよう ―ヤウ [4] 【散らし模様】🔗🔉

ちらし-もよう ―ヤウ [4] 【散らし模様】 不規則に散らしてある文様。散らし形。

ちらし-よね [3] 【散らし米】🔗🔉

ちらし-よね [3] 【散らし米】 「さんまい(散米)」に同じ。

ちら・す [0] 【散らす】 (動サ五[四])🔗🔉

ちら・す [0] 【散らす】 (動サ五[四]) (1)草木の葉や花をばらばらに落とす。「花を―・す雨」 (2)まとまっていた人や物をばらばらに乱す。ちらかす。「滴を―・す」「物も―・しながら,逃ぐる者からむるやうに/落窪 1」 (3)一か所にまとまらないように置く。「兵を―・す」「金箔(キンパク)を―・す」 (4)集中力や憂鬱な気分を分散させて,消えるようにする。「気を―・さないで勉強しなさい」「悲(カナシミ)も恐(オソレ)も怒りも歌には自然に紛れ去り鬱を―・すの種子(タネ)にもなればや/谷間の姫百合(謙澄)」 (5)腫(ハ)れ・炎症などを,手術によらずにおさまるようにする。「虫垂炎を切らずに―・す」 (6)(命を花にたとえて「命を散らす」の形で)元気な若い人が,戦いなどで命を落とす。 (7)失う。なくす。「―・すまじき文どもを一合,判官に取られてあるぞ/平家 11」 (8)口外する。言いふらす。「かう申したりとな―・し給ひそ/枕草子 277」 (9)動詞の連用形に付いて,細かい点を気にせずに…する,荒々しく…する,の意を表す。「あちこちに書き―・した文章」「ごちそうを食い―・す」「部下をどなり―・す」 〔「散る」に対する他動詞〕 [可能] ちらせる [慣用] 蜘蛛の子を―よう・算を―・火花を―・紅葉を―

ちら-ちら [1] (副)スル🔗🔉

ちら-ちら [1] (副)スル (1)小さな軽い物がひるがえりながら落ちるさま。「雪が―する」「花びらが―(と)散る」 (2)光が小きざみに明滅するさま。また,物がそのように見えるさま。「漁火(イサリビ)が―する」「テレビの画像が―する」「小さな活字は―して読みにくい」 (3)物が見えたり隠れたりするさま。時々見えたり聞こえたりするさま。「人影が―する」「子供の顔が―(と)浮かんでは消える」「悪い噂が―(と)耳に入る」 (4)視線を素早く何回か走らせるさま。「こっちを―(と)見て通り過ぎた」

大辞林 ページ 149545