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つうそう-ていおん [5] 【通奏低音】🔗🔉

つうそう-ていおん [5] 【通奏低音】 与えられた数字付きの低音の上に即興で和音を補いながら伴奏声部を完成させる技法。ヨーロッパの一七,八世紀(バロック時代)に広く用いられた。数字付きバス。

つう-そく [0] 【通則】🔗🔉

つう-そく [0] 【通則】 (1)全般にわたって適用される規則。 (2)一般に適用される規則。共通のきまり。

つう-そく [0] 【通塞】🔗🔉

つう-そく [0] 【通塞】 (1)通じることとふさがること。通と不通。「すべて仏法の―を論ずるにたらず/正法眼蔵」 (2)運が開けることと開けないこと。幸と不幸。「運の―,時の否泰/太平記 4」

つう-ぞく [0] 【通俗】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

つう-ぞく [0] 【通俗】 (名・形動)[文]ナリ (1)一般大衆にわかりやすく受け入れやすいこと。一般向きであること。また,そのさま。低俗。「―に堕する」「―小説」 (2)世間一般。世間並み。「―な考え」 (3)世間一般の習俗。世俗。

つうぞく-か ―クワ [0] 【通俗化】 (名)スル🔗🔉

つうぞく-か ―クワ [0] 【通俗化】 (名)スル 通俗になること。程度の高いものを一般大衆向きに変えること。「学問を―する」

つうぞく-しょうせつ ―セウ― [5] 【通俗小説】🔗🔉

つうぞく-しょうせつ ―セウ― [5] 【通俗小説】 その時代の風俗に取材し,一般大衆が楽しめるように,事件や筋の面白さに重点を置いた娯楽性の高い読み物。

つうぞく-てき [0] 【通俗的】 (形動)🔗🔉

つうぞく-てき [0] 【通俗的】 (形動) あまり高度でなく,一般の人にもわかりやすいさま。また,俗受けするようなさま。「―な解釈」

つうぞく-ぶん [0][4] 【通俗文】🔗🔉

つうぞく-ぶん [0][4] 【通俗文】 (1)世間一般の人にわかりやすい文体。普通の人にわかりやすい文。 (2)手紙文。書簡文。

つうぞくかんそぐんだん 【通俗漢楚軍談】🔗🔉

つうぞくかんそぐんだん 【通俗漢楚軍談】 読本。一五巻。七巻まで夢梅軒章峰,八巻以降は称好軒徽庵訳。1695年刊。明代の「西漢通俗演義」の翻訳。漢の劉邦と楚の項羽との戦いを小説化したもの。のちの読本・草双紙に影響を与えた。

つうぞくさんごくし 【通俗三国志】🔗🔉

つうぞくさんごくし 【通俗三国志】 読本。五〇巻。湖南文山訳。1689〜92年刊。羅貫中の「三国志演義」の翻訳。通俗軍談中,人気が高く江戸時代を通じて広く読まれた。

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