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つ-ごもり [0] 【晦・晦日】🔗🔉

つ-ごもり [0] 【晦・晦日】 〔「月ごもり」の転。月が隠れて見えなくなる頃の意〕 (1)月の末の日。みそか。「水無月の―に」 (2)陰暦で月末の数日もしくは月の下旬の一〇日ほどの間。「かくて―になりぬれど…二十八日にぞれいのひもろぎのたよりに/蜻蛉(下)」

つごもり-がた 【晦方】🔗🔉

つごもり-がた 【晦方】 つごもりに近い日。みそか頃。「この月の―に下るべければ/源氏(浮舟)」

つごもり-そば [5] 【晦蕎麦】🔗🔉

つごもり-そば [5] 【晦蕎麦】 「みそかそば」に同じ。

つさか 【津阪】🔗🔉

つさか 【津阪】 姓氏の一。

つさか-とうよう ―トウヤウ 【津阪東陽】🔗🔉

つさか-とうよう ―トウヤウ 【津阪東陽】 (1757-1825) 江戸後期の儒者。伊勢の人。名は孝綽,字(アザナ)は君裕,東陽は号。京都で古学を独学し津藩儒となって文教を盛んにした。著「孝経発揮」「夜航詩話」「東陽先生詩文集」

っし (助動)🔗🔉

っし (助動) 〔尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」「せえ」「せ」を経て「し」となったもの。「っし」の形で用いられる。近世江戸語〕 軽い敬意をもった命令の意を表す。「さあ熊公食は〈つし〉/滑稽本・浮世床(初)」「此処らの物を運ば〈つし〉/滑稽本・七偏人」

つし [0]🔗🔉

つし [0] 農家で,屋根裏などに木を渡し,その上に簀子(スノコ)や筵(ムシロ)を敷いて造った物置場。

つじ [0] 【辻】🔗🔉

つじ [0] 【辻】 〔「つむじ(辻)」の転。「辻」は国字〕 (1)二つの道路が十字形に交差している所。また,四方からの道が集まりゆききする人が出会い別れる交通の要所。辻堂・辻社(ツジヤシロ)が置かれ道祖神がまつられることが多い。十字路。四つ辻。 (2)人通りの多い道筋。ゆききする人を相手に辻芸・辻説法・辻商(ツジアキナ)いが行われる。街頭。ちまた。

つじ 【辻】🔗🔉

つじ 【辻】 姓氏の一。

つじ-じゅん 【辻潤】🔗🔉

つじ-じゅん 【辻潤】 (1884-1944) 評論家。東京生まれ。放浪生活を送りながら,シュティルナーの翻訳などの執筆活動を行い,ダダイストとして知られた。著「浮浪漫語」「絶望の書」など。

大辞林 ページ 149720