複数辞典一括検索+

つばひら-か 【詳らか・審らか】 (形動ナリ)🔗🔉

つばひら-か 【詳らか・審らか】 (形動ナリ) 〔平安時代,漢文訓読に用いられた語〕 「つまびらか」に同じ。「いまだ―にせず/名語記」

つばひら-け・し 【詳らけし】 (形ク)🔗🔉

つばひら-け・し 【詳らけし】 (形ク) 〔漢文訓読に用いられた語〕 くわしい。つまびらかである。つまびらけし。「仍りて山背大兄の語(ミコト)を―・くす/日本書紀(舒明訓)」

つば-びろ [0] 【鍔広】🔗🔉

つば-びろ [0] 【鍔広】 帽子の鍔の広いこと。また,そのようなもの。「―帽子」

つばま・る (動ラ四)🔗🔉

つばま・る (動ラ四) ある額に達する。まとまる。「百に―・りましたことを,ちやうどと申しますから/滑稽本・膝栗毛 2」

つば・む (動マ下二)🔗🔉

つば・む (動マ下二) ひとまとめにする。合算する。「其辺(ソコラ)を丁度十両に―・め/浮世草子・風流曲三味線」

つばめ [0]🔗🔉

つばめ [0] 〔動詞「つばむ」の連用形から。「燕」とも書く〕 (1)とりまとめること。金銭などを合算すること。収支を合わせること。「毎月の胸算用せぬによつて―のあはぬ事ぞかし/浮世草子・胸算用 1」 (2)つじつま。「算盤の桁は合ひながらも兎角合ひかねるは人の身の―/浮雲(四迷)」

つばめ-ざんよう 【燕算用】🔗🔉

つばめ-ざんよう 【燕算用】 合計すること。合算。つばめざん。「春はただ帰る雁がね追ひに本利そろゆる―/犬子集」

つばめ [0] 【燕】🔗🔉

つばめ [0] 【燕】 (1)スズメ目ツバメ科の小鳥の総称。長い翼と二またに分かれた尾をもつ。速く飛ぶことができ,飛びながら昆虫を捕食する。世界各地に分布。ツバクラ。ツバクロ。ツバクラメ。玄鳥。[季]春。 (2){(1)}の一種。全長約17センチメートル。翼と尾が細長い。背面は金属光沢を帯びた青黒色で,腹面は白色。額と喉(ノド)は赤褐色。春,全国に渡来し,人家などに泥やわらで椀(ワン)形の巣を作って繁殖する。秋にフィリピン・マレー半島などに帰る。[季]春。 →イワツバメ →コシアカツバメ (3)年上の女の愛人になっている男。「若い―」

大辞林 ページ 149779