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つらま・る [3] 【捉まる】 (動ラ五[四])🔗🔉

つらま・る [3] 【捉まる】 (動ラ五[四]) (1)とらえられる。つかまる。「こつちから大門につけてゐて―・り/黄表紙・艶気樺焼」 (2)とりすがる。「浴衣一枚で,障子へ―・つた儘/草枕(漱石)」

つら-み [0][3] 【辛み】🔗🔉

つら-み [0][3] 【辛み】 つらいと思う気持ち。「恨み―」

つら-みせ [0] 【面見世】🔗🔉

つら-みせ [0] 【面見世】 (1)「顔見世{(2)}」に同じ。 (2)人の家を訪問すること。かおだし。

らむ (連語)🔗🔉

らむ (連語) 〔完了の助動詞「つ」の終止形に推量の助動詞「らむ」の付いたもの。「つらん」とも表記〕 完了したこと,または完了したと思われる事態を推量する意を表す。…たであろう。…たことだろう。…てしまっただろう。「石見のや高角山の木の間より我が振る袖を妹見―らむか/万葉 132」「暮るるほどには立て並べつる車ども,所なくなみゐつる人もいづかたへか行き―らん/徒然 137」

つらゆき 【貫之】🔗🔉

つらゆき 【貫之】 ⇒紀(キノ)貫之

つら-よごし [3][0] 【面汚し】🔗🔉

つら-よごし [3][0] 【面汚し】 不名誉なことをして,世間に対して体面をそこなうこと。その人の属している家や仲間の恥となること。顔汚し。「仲間の―になる」

つらら [0] 【氷柱】🔗🔉

つらら [0] 【氷柱】 (1)雨・雪などの雫(シズク)が凍って棒状に垂れ下がったもの。たるひ。[季]冬。 (2)こおり。ひ。「朝日さす軒のたるひは解けながらなどか―のむすぼぼるらむ/源氏(末摘花)」

つらら-いし [3] 【氷柱石】🔗🔉

つらら-いし [3] 【氷柱石】 鍾乳石(シヨウニユウセキ)の異名。

つらら 【列ら】 (形動ナリ)🔗🔉

つらら 【列ら】 (形動ナリ) つらなり続いているさま。「海人の娘子(オトメ)は,小舟乗り―に浮けり/万葉 3627」

つらら・く 【列らく】 (動カ四)🔗🔉

つらら・く 【列らく】 (動カ四) つらなる。並び続く。「沖へには小舟―・く/古事記(下)」

つらり [2][3] (副)🔗🔉

つらり [2][3] (副) あまねく全部。ずらりと。「『綺麗だことねー。』と云つて―と見亘(ミワタ)す/浮雲(四迷)」

大辞林 ページ 149837