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てんぐ-せい 【天狗星】🔗⭐🔉
てんぐ-せい 【天狗星】
音を立てて落下したり,地上に落ちて燃えたりする,大きな流星。天狗流星。[塵袋]
てんぐ-だおし ―ダフシ [4] 【天狗倒し】🔗⭐🔉
てんぐ-だおし ―ダフシ [4] 【天狗倒し】
山中で聞こえる,原因のわからない大きな音。天狗の木を倒す音と考えたもの。
てんぐ-たけ [3] 【天狗茸】🔗⭐🔉
てんぐ-たけ [3] 【天狗茸】
担子菌類ハラタケ目のきのこ。夏から秋にかけ,松林内の地上に発生。初め饅頭形,のち傘は平らに開き,径5〜25センチメートル,高さ5〜35センチメートルとなる。傘面は褐色で白色の小さい疣(イボ)が付着,茎は白色で中間に膜状の鍔(ツバ)があり,根元は壺状にふくらむ。有毒で,中毒すると,嘔吐・腹痛・下痢・視力障害などを起こし,まれに死亡する。
天狗茸
[図]
[図]
てんぐ-たのもし [4] 【天狗頼母子】🔗⭐🔉
てんぐ-たのもし [4] 【天狗頼母子】
(1)「取り退き無尽」に同じ。
(2)博打(バクチ)の一。番号を書いた木札を曲げ物に入れ,錐(キリ)で一定の札を突き当てた者に金を与えるもの。「―と名付け,道行人をたらし/浮世草子・二十不孝 3」
てんぐ-タバコ 【天狗―】🔗⭐🔉
てんぐ-タバコ 【天狗―】
日本最初の紙巻きタバコの名。1877年(明治10)発売。
→岩谷(イワヤ)松平
てんぐ-ちょう ―テフ [3] 【天狗蝶】🔗⭐🔉
てんぐ-ちょう ―テフ [3] 【天狗蝶】
テングチョウ科のチョウ。開張約4センチメートル。はねの表は黒褐色で橙色斑がある。口が前方へ突出する。幼虫はエノキにつく。日本各地のほか,ユーラシア・アフリカに分布する。
てんぐ-つぶて [4] 【天狗礫】🔗⭐🔉
てんぐ-つぶて [4] 【天狗礫】
山中で,どこからともなく飛んでくる石ころ。天狗のしわざと考えたもの。
てんぐ-とう ―タウ 【天狗党】🔗⭐🔉
てんぐ-とう ―タウ 【天狗党】
天保年間,水戸藩主徳川斉昭(ナリアキ)の藩制改革に伴い,下級藩士を主体に結成された改革派グループ。保守門閥派の諸生党と激しく対立。1864年,攘夷延期を不満として筑波山に挙兵,武田耕雲斎・藤田小四郎を主導者とする一派は,心事を一橋慶喜を通して朝聞に達すべく,上洛の途についたが,加賀藩に降伏。武田以下数百名は敦賀で斬刑に処せられた。その後も明治維新に至るまで藩政の主権をめぐって保守派と凄惨な争いが続いた。
大辞林 ページ 150195。