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とおり-こ・す トホリ― [4][0] 【通り越す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
とおり-こ・す トホリ― [4][0] 【通り越す】 (動サ五[四])
(1)とまるべき地点を過ぎて先へ進む。通りすぎる。「店を―・す」
(2)ある程度以上になる。ある程度や限度を越える。「冷たさを―・して痛いくらいだ」
とおり-すが・る トホリ― [5][0] 【通りすがる】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
とおり-すが・る トホリ― [5][0] 【通りすがる】 (動ラ五[四])
たまたまそこを通る。通りかかる。「交番の前を―・る」
とおり-す・ぎる トホリ― [5] 【通り過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 とほりす・ぐ🔗⭐🔉
とおり-す・ぎる トホリ― [5] 【通り過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 とほりす・ぐ
ある地点を通って先へ行く。また,とまるべき地点を過ぎて行く。通りこす。「台風が―・ぎる」「家の前を―・ぎる」
とおり-ぬ・ける トホリ― [5][0] 【通り抜ける】 (動カ下一)🔗⭐🔉
とおり-ぬ・ける トホリ― [5][0] 【通り抜ける】 (動カ下一)
一方から入って向こう側へ出る。「トンネルを―・ける」「公園の中を―・けると近い」
とお-りんね トホリン
[3] 【遠輪廻】🔗⭐🔉
とお-りんね トホリン
[3] 【遠輪廻】
連歌・俳諧の去り嫌いの一。一巻のうち数句へだてて再び同じ趣向の付合(ツケアイ)を繰り返すこと。
→輪廻(3)
[3] 【遠輪廻】
連歌・俳諧の去り嫌いの一。一巻のうち数句へだてて再び同じ趣向の付合(ツケアイ)を繰り返すこと。
→輪廻(3)
とおる トホル 【融】🔗⭐🔉
とおる トホル 【融】
⇒源(ミナモトノ)融
とおる トホル 【融】🔗⭐🔉
とおる トホル 【融】
能の一。世阿弥作。五番目物。古名「塩竈(シオガマ)」。旅の僧が六条河原の院の廃墟で休んでいると,汐汲みの老人が現れ,ここは源融(ミナモトノトオル)が奥州塩竈の地を模して作った庭であると語り,景色を賞し,古事を語って消え失せる。僧がまどろむと,夢に融大臣が現れて舞い,夜明けとともに消える。
とお・る トホル [1] 【通る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
とお・る トホル [1] 【通る】 (動ラ五[四])
(1)通行・通過する。(ア)ある通路・地点を経由して,人・物・乗り物が移動する。「大勢の人がぞろぞろ―・る」「道路の右側を―・る」「船が海峡を―・る」「高圧の電流が―・っている」(イ)人などが移動する道すじが通じている。「林の中を―・っている道」「鉄道が―・る」(ウ)人が外から室内に入る。「どうぞ奥へお―・り下さい」(エ)穴や狭い所へ物が入って,向こう側へ抜ける。「糸が太くて針穴を―・らない」「風がよく―・る部屋」「食べ物がのどを―・らない」
(2)(「透る」とも書く)光線・液体などが物の内部や裏側まで達する。「樹木がしげって,光が―・らない」「雨が下着まで―・る」「山気冷然として膚(ハダエ)に―・れり/伊沢蘭軒(鴎外)」「内は大殿油,ほのかに物より―・りて見ゆるを/源氏(澪標)」
(3)(「徹る」とも書く)声や音が遠くまで伝わる。「よく―・る声」「(横笛ヲ)雲居に―・るばかり,吹きたてたり/源氏(梅枝)」
(4)試験・審査などに合格する。「予選を―・る」「予算案が議会を―・る」
(5)通用する。(ア)意見や主張が認められる。「原告の主張が―・る」「そんな屁理屈は―・らない」「無理が―・れば道理がひっこむ」(イ)世間に受け入れられて通用する。また,広く世間に知れわたっている。「彼は正義派で―・っている」「名の―・った人」「苦沙弥先生が君子でも―・らん事はない/吾輩は猫である(漱石)」
(6)話の筋道などが論理的に整っている。「意味が―・らない」「筋が―・っている」
(7)物の筋が整っている。「鼻筋が―・っている」「柾目(マサメ)の―・った材木」
(8)先方に意向が伝わる。「先方に話が―・っていない」
(9)物事に通じている。物わかりがよい。「親仁もそれほど―・らぬでもない/浮世草子・好色旅日記」
(10)動詞の連用形に付いて,すっかり…する,の意を表す。「(明障子ガ)すすけ―・りたること,いつの世に張りたりともみえず/宇治拾遺 5」
〔「通す」に対する自動詞〕
[可能] とおれる
大辞林 ページ 150546。