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――の=代官(=大将)日の奉行🔗🔉

――の=代官(=大将)日の奉行 世の中をうまく渡っていくには,その時々の権力者に従っているのがよいということのたとえ。

――の用には鼻をも削(ソ)ぐ🔗🔉

――の用には鼻をも削(ソ)ぐ 緊急を要する場合には手段を選ばないことのたとえ。時の用には鼻を欠く。

――は得難くして失い易し🔗🔉

――は得難くして失い易し (1)〔史記(淮陰侯伝)〕 好機にめぐりあうことはなかなかできず,たとえ好機に恵まれてもそれはとりにがしやすい。 (2)〔淮南子(原道訓)〕 わずかな時間でも大切にしなければならない。

――は金なり🔗🔉

――は金なり 〔Time is money.〕 時間は貴重で有効なものであるから,浪費してはならない。

――は人を待たず🔗🔉

――は人を待たず 時間は人の都合などにかまわず刻々に過ぎてゆく。歳月人を待たず。

――を争・う🔗🔉

――を争・う 一刻を争う。

――を失・う🔗🔉

――を失・う (1)好機をにがす。チャンスをにがす。 (2)時勢に合わずに衰える。「―・ひ世に余されて/方丈記」

――を移さず🔗🔉

――を移さず 実行の時を延ばさずに。すぐさま。即座に。

――を得(エ)顔🔗🔉

――を得(エ)顔 時流に乗って得意顔なさま。「保守的思想が―に跋扈するのであるから/一隅より(晶子)」

――を得る🔗🔉

――を得る 好機にめぐりあって栄える。時流に乗る。「―得た新製品」

――を稼・ぐ🔗🔉

――を稼・ぐ 時間をひきのばす。時間をかせぐ。

――を奏・す🔗🔉

――を奏・す 宮中で宿直の官人が時刻を告げ知らせる。「時奏する,いみじうをかし/枕草子 290」 →時の奏

――を撞(ツ)・く🔗🔉

――を撞(ツ)・く 時刻を知らせる鐘を鳴らす。

――をつく・る🔗🔉

――をつく・る 鶏が鳴いて夜明けの時を知らせる。

――を待・つ🔗🔉

――を待・つ 時機を待つ。好機の来るのを待つ。

とき [2] 【斎】🔗🔉

とき [2] 【斎】 〔仏〕 〔仏弟子の戒律として正午を過ぎての食事を禁ずる規定があり,時間内の食事を斎食(サイジキ)・斎,時間外のそれを非時食(ヒジジキ)・非時といい,これが時刻にかかわるものである所から,食事を「とき」と呼ぶ〕 (1)僧侶や修行者が戒に従って,正午前にとる食事。時食。おとき。 ⇔非時 (2)肉・魚などを用いない料理。精進料理。 (3)法会の際に出される食事。施食(セジキ)。 (4)法会,仏事の俗な呼び方。

大辞林 ページ 150560