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とこしく-に 【常しくに】 (副)🔗🔉

とこしく-に 【常しくに】 (副) いつまでも変わらずに。永久に。「皇祖(スメロキ)の神の宮人ところづらいや―我かへり見む/万葉 1133」

とこし-なえ ―ナヘ [0] 【常しなえ・永久】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

とこし-なえ ―ナヘ [0] 【常しなえ・永久】 (名・形動)[文]ナリ 「とこしえ(永久)」に同じ。「宝塔―に天に聳えて/五重塔(露伴)」

とこ-しめ [0] 【床締め】 (名)スル🔗🔉

とこ-しめ [0] 【床締め】 (名)スル 〔「とこじめ」とも〕 水漏れを防ぐため,水田の作土の下に水を通しにくい層を,土を締め固めてつくること。

とこ-じょうず ―ジヤウズ [3] 【床上手】 (名・形動)🔗🔉

とこ-じょうず ―ジヤウズ [3] 【床上手】 (名・形動) 閨房でのあしらいが上手な・こと(さま)。そのような人。「―な遊女」

とこ-じらみ [3] 【床虱】🔗🔉

とこ-じらみ [3] 【床虱】 半翅目の昆虫。体長5ミリメートル内外。全体に褐色で扁平。前ばねは非常に短く,後ろばねはない。家屋内にすみ,夜間出没し人間の血を吸う。刺されると激しいかゆみが残る。ナンキンムシ。トコムシ。 床虱 [図]

とこ-すずみ [3] 【床涼み】🔗🔉

とこ-すずみ [3] 【床涼み】 夏の夜,屋外に床(ユカ){(4)}を設けて涼むこと。特に,京都の四条河原のものが有名。

とこ-ずれ [0] 【床擦れ】 (名)スル🔗🔉

とこ-ずれ [0] 【床擦れ】 (名)スル 長く病気で床についていて,床にあたる体の部分がすれてただれること。褥瘡(ジヨクソウ)。「―したところが痛々しい」

と-こそ (連語)🔗🔉

と-こそ (連語) 〔格助詞「と」に係助詞「こそ」の付いたもの〕 (1)「と」で受ける部分を強調して言い表す。「いろかはる秋の菊をばひととせにふたたびにほふ花―みれ/古今(秋下)」 (2)(命令形に付いて)命令の意をさらに強めて言い表す。…しろよ。「いかに,あれなる客僧,とまれ―/謡曲・安達原」

どこ-ぞ 【何処ぞ】 (連語)🔗🔉

どこ-ぞ 【何処ぞ】 (連語) 不特定の場所,はっきりしない場所をさし示す。「―空いた部屋はありませんか」「―御旅行なさいますか」 〔「どこか」よりさらに漠然とした感じで用いる〕

どこ-そこ [1] (代)🔗🔉

どこ-そこ [1] (代) 〔「どこ」と「そこ」とを重ねた語〕 不定称の指示代名詞。「どこ」と限定しないで,ある場所を漠然とさし示す場合に用いる。「―の誰々というようにきちんと書け」「―とはっきり決めたわけではない」

大辞林 ページ 150645