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ところ-ことば 【所言葉】🔗🔉

ところ-ことば 【所言葉】 その土地の言葉。方言。「その―をつかひ/浮世草子・一代女 6」

ところ-ざけ 【所酒】🔗🔉

ところ-ざけ 【所酒】 その土地でつくられる酒。地酒。「―のから口,鱶(フカ)のさしみを好み/浮世草子・永代蔵 1」

ところ-じち 【所質】🔗🔉

ところ-じち 【所質】 中世,債権者が契約を順守履行しない債務者に対して行う強制執行手段。債務者が所属する共同体の成員の身柄または財産を無作為に選んで,実力行使によって差し押さえる行為。

ところ-じまん [4] 【所自慢】🔗🔉

ところ-じまん [4] 【所自慢】 自分の住んでいる所や故郷などについて自慢すること。

ところ-そだち 【所育ち】🔗🔉

ところ-そだち 【所育ち】 その土地で生まれ育ったこと。また,その人。「―も物まぎれして/浮世草子・一代男 4」

ところ-どう 【所籐】🔗🔉

ところ-どう 【所籐】 弓の一種。ところどころに籐(トウ)を巻いたもの。

ところ-どころ [4] 【所所】🔗🔉

ところ-どころ [4] 【所所】 (1)あちこち。ここかしこ。「―にベンチが置いてある」「―まちがっている」 (2)「人々」の尊敬語。かたがた。「―ながめ給ふらむかしと,思ひやり給ふにつけても/源氏(須磨)」

ところ-の-しゅう 【所の衆】🔗🔉

ところ-の-しゅう 【所の衆】 蔵人(クロウド)所に属して雑事を行うもの。六位のものが補せられた。

ところ-の-ひと 【所の人】🔗🔉

ところ-の-ひと 【所の人】 その土地の人。所の者。「―にたづねばやと存ずる/狂言・通円(虎寛本)」

ところ-の-もの 【所の物】🔗🔉

ところ-の-もの 【所の物】 その土地の産物。

ところ-ばらい ―バラヒ [4] 【所払い】🔗🔉

ところ-ばらい ―バラヒ [4] 【所払い】 江戸時代,庶民に科せられた刑罰の一。その居住地より追い払われたこと。所構え。

ところ-ばんち [4] 【所番地】🔗🔉

ところ-ばんち [4] 【所番地】 所在地・住所の地名と番地。

ところ [0] 【野老】🔗🔉

ところ [0] 【野老】 ヤマノイモ科のつる性多年草。原野に自生。柄のある心臓形の葉を互生。雌雄異株。夏,腋生の花穂に黄緑色の小花をつける。根茎は太くひげ根を多数出し,これを老人のひげに見たて「野老」の字をあてる。根茎は正月の飾り物とされ,また苦味を抜けば食用となり,煎(セン)じて胃病や去痰(キヨタン)の薬とする。オニドコロ。古名トコロズラ。[季]新年。 野老 [図]

大辞林 ページ 150654