複数辞典一括検索+![]()
![]()
ところ (接助)🔗⭐🔉
ところ (接助)
〔形式名詞「ところ」から〕
「ところが(接助){(1)}」に同じ。「家へ帰ってみた―,荷はもう着いていた」
ところ (接尾)🔗⭐🔉
ところ (接尾)
助数詞。
(1)場所・箇所を数えるのに用いる。「気に入らぬ所がふた―ある」
(2)貴人の人数を数えるのに用いる。「ただ一―ふかき山へ入給ひぬ/竹取」「女御子たち二―,この御腹におはしませど/源氏(桐壺)」
どころ (副助)🔗⭐🔉
どころ (副助)
〔形式名詞「ところ」から。近世後期以降の用法〕
(「どころではない」などの形で)ある事柄について,極端な場合を取り上げて,それを強く否定する意を表す。それによって,一般的な場合はもちろんであるということを言外に暗示したり,それと対照的な事柄を言外に強調したりするのに用いられる。「こう忙しくては旅行―ではない」「この頃は,北海道や九州―の話じゃなくて,海外旅行にもよく出かけています」「身体の調子がよくなくて,酒を飲む―のさわぎではない」
→どころか(副助)
ところ-いせき ―
セキ 【常呂遺跡】🔗⭐🔉
ところ-いせき ―
セキ 【常呂遺跡】
北海道,オホーツク海に注ぐ常呂川河口から,サロマ湖にのびる砂丘上にある遺跡群。擦文(サツモン)文化を主とする竪穴(タテアナ)住居の集落跡。
セキ 【常呂遺跡】
北海道,オホーツク海に注ぐ常呂川河口から,サロマ湖にのびる砂丘上にある遺跡群。擦文(サツモン)文化を主とする竪穴(タテアナ)住居の集落跡。
ところ-が [3] (接続)🔗⭐🔉
ところ-が [3] (接続)
〔接続助詞「ところが」から〕
予想や期待に反したことを述べはじめようとするときに用いる語。しかるに。そうであるのに。「万事まるく収まるはずだった。―とんでもないことになった」
ところ-が (接助)🔗⭐🔉
ところ-が (接助)
〔形式名詞「ところ」に格助詞「が」の付いたものから。近世後期以降の語。「とこが」の形をとることもある〕
助動詞「た」の終止形で終わる文に接続する。
(1)(順接条件を表す用法)前の事柄が起こった後,引き続き後の事柄が起こることを表す。「…した。すると」の意。「交番で聞いた―,すぐわかった」「思い切って頼んでみた―,意外に簡単に引き受けてくれた」
→ところ(接助)
(2)(逆接条件を表す用法)前の事柄を予想していたのに,予想に反して好ましくない結果となってしまうことを表す。「…したのに」の意。「彼のことを考えていろいろ注意した―,かえって恨まれてしまった」「今度は勝つだろうと思って試合をしてみた―,やはり負けてしまった」
大辞林 ページ 150655。