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どじょう ドヂヤウ [0] 【泥鰌・鰌】🔗🔉

どじょう ドヂヤウ [0] 【泥鰌・鰌】 (1)コイ目ドジョウ科に属する淡水魚の総称。日本にはドジョウ・シマドジョウ・ホトケドジョウ・アユモドキなど約一〇種がいる。 (2){(1)}の一種。雄は全長約15センチメートル,雌は雄よりもやや大きい。体は細長い円筒形で,全身がぬるぬるする。体色は暗緑褐色で不規則な暗色斑があり,腹部は淡橙色。五対の口ひげがある。夏が旬。柳川鍋(ヤナガワナベ)・蒲(カバ)焼きなどとして食用にする。アジア大陸東部,日本各地に分布し,池沼や小川,水田などの泥底にすむ。オドリコ。タドジョウ。 〔「どぜう」と書くこともあるが,中世後期の文献に「土長」「ドヂヤウ」の表記が見られることから,歴史的仮名遣いは「どぢやう」とされる〕

どじょう-いんげん ドヂヤウ― [4] 【泥鰌隠元】🔗🔉

どじょう-いんげん ドヂヤウ― [4] 【泥鰌隠元】 サヤインゲンの一種。さやが肉厚で柔らかく,若いときに採って食用とする。尺五寸。

どじょう-うち ドヂヤウ― [2] 【泥鰌打ち】🔗🔉

どじょう-うち ドヂヤウ― [2] 【泥鰌打ち】 夏の夜,溝などにいるドジョウを漁火で誘い,竹や木の先に多数の針をつけた漁具で刺して捕まえること。

どじょう-かご ドヂヤウ― [2] 【泥鰌籠】🔗🔉

どじょう-かご ドヂヤウ― [2] 【泥鰌籠】 編み残した部分がドジョウのひげのようになった竹籠。ひげかご。

どじょう-じる ドヂヤウ― [4] 【泥鰌汁】🔗🔉

どじょう-じる ドヂヤウ― [4] 【泥鰌汁】 ドジョウを実にした味噌汁。[季]夏。

どじょう-すくい ドヂヤウスクヒ [4] 【泥鰌掬い】🔗🔉

どじょう-すくい ドヂヤウスクヒ [4] 【泥鰌掬い】 (1)ドジョウをすくって捕まえること。 (2)ドジョウをすくうまねをしながら安来(ヤスギ)節に合わせて踊る踊り。

どじょう-せん ドヂヤウ― [2] 【泥鰌筌】🔗🔉

どじょう-せん ドヂヤウ― [2] 【泥鰌筌】 ドジョウを捕まえるのに用いる筌(ウケ)。筒状に作り,これを長い綱でいくつも連ねて水底に沈め,入ったドジョウを捕まえるもの。

どじょう-つなぎ ドヂヤウ― [4] 【泥鰌繋ぎ】🔗🔉

どじょう-つなぎ ドヂヤウ― [4] 【泥鰌繋ぎ】 イネ科の多年草。川辺などの湿地に生える。稈(カン)は高さ約80センチメートルで数個の節があり,葉は線形。初夏,長さ約30センチメートルの円錐花序を出し,淡緑色の小穂を多数つける。

大辞林 ページ 150683