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とりなし-がお ―ガホ [0] 【取(り)成し顔】🔗🔉

とりなし-がお ―ガホ [0] 【取(り)成し顔】 その場をうまくまとめようとする顔つき・態度。

とりなし-づけ [0] 【取(り)成し付け】🔗🔉

とりなし-づけ [0] 【取(り)成し付け】 連歌・俳諧の付合方法の一。前句の詞や心を別の意味に解して付句をつけること。場面転換に用いる。「違付(チガイヅケ)・―等の句の時は,第三にて転ずるにおよばざる事也/三冊子」

とり-な・す [3][0] 【取(り)成す・執(り)成す】 (動サ五[四])🔗🔉

とり-な・す [3][0] 【取(り)成す・執(り)成す】 (動サ五[四]) (1)もめごとの中に立って,仲直りをさせる。仲裁する。「両者の間を―・す」 (2)なだめて機嫌よくさせる。その場をうまくはからう。「なんとかあなたから―・していただけませんか」 (3)手に取ってかまえる。別の物のようにして手に持つ。「神仏助け給へと念じて,大刀を桙(ホコ)のやうに―・して/宇治拾遺 11」 (4)そのように考える。わざと…と理解する。「名残なくは,いかがは。心浅くも―・し給ふかな/源氏(葵)」 (5)取りざたする。言いふらす。「物の聞えやまたいかがと―・されむとわが御ためつつましけれど/源氏(須磨)」 (6)調子を合わせる。とりはやす。「なよびやかに,女しと見れば,あまり情にひきこめられて―・せばあだめく/源氏(帚木)」 (7)ほかのものに変える。「すなはち,湯津爪櫛に其の童女(オトメ)を―・して御美豆良に刺して/古事記(上訓)」 [可能] とりなせる

とり-なべ [0] 【鳥鍋】🔗🔉

とり-なべ [0] 【鳥鍋】 鳥肉・しらたき・豆腐・野菜などを鍋に入れ,醤油・砂糖で味をつけ,煮ながら食べる料理。

とり-なり [0] 【取り成り】🔗🔉

とり-なり [0] 【取り成り】 なりふり。人の動作・身なり・態度など。「女房気取りの―は為るものの/いさなとり(露伴)」

とり-なわ ―ナハ [0] 【取(り)縄・捕(り)縄】🔗🔉

とり-なわ ―ナハ [0] 【取(り)縄・捕(り)縄】 (1)罪人を縛る縄。賊などを捕らえて縛るのに用いる麻縄。早縄。捕縄(ホジヨウ)。 (2)太刀の鞘(サヤ)に付けた組紐(クミヒモ)。刀を帯びるとき,腰に結び付けるもの。とりおび。あしお。

大辞林 ページ 150897