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なかざと-つねこ 【中里恒子】🔗🔉

なかざと-つねこ 【中里恒子】 (1909-1987) 小説家。神奈川県生まれ。「乗合馬車」で女流初の芥川賞受賞。人生の機微を冷静に見つめた典雅な文体の作で知られる。著「歌枕」「わが庵」「誰袖草」など。

なが-ざま 【長様】 (形動ナリ)🔗🔉

なが-ざま 【長様】 (形動ナリ) 長いさま。長やか。「そのうしろに畳一ひらを―に縁(ハシ)を端にして/枕草子 278」

なかされる 【泣かされる】 (連語)🔗🔉

なかされる 【泣かされる】 (連語) (1)ひどい目に遭わされる。困らされる。「あの子にはいつも―れるのですよ」 (2)感動させられる。「―れる話」

なかざわ ナカザハ 【中沢】🔗🔉

なかざわ ナカザハ 【中沢】 姓氏の一。

なかざわ-どうに ナカザハダウニ 【中沢道二】🔗🔉

なかざわ-どうに ナカザハダウニ 【中沢道二】 (1725-1803) 江戸後期の心学者。通称,亀屋久兵衛。京都の織職であったが手島堵庵に入門,江戸に出て参前舎を開き,また各地に遊説して心学布教につとめた。著「道二翁道話」など。

なかざわ-りんせん ナカザハ― 【中沢臨川】🔗🔉

なかざわ-りんせん ナカザハ― 【中沢臨川】 (1878-1920) 文芸評論家。長野県生まれ。本名,重雄。東大卒。文明史的観点から,西欧自然主義やプラグマティズムなどを解説・紹介。著「旧き文明より新しき文明へ」「正義と自由」など。

ながさわ ナガサハ 【長沢】🔗🔉

ながさわ ナガサハ 【長沢】 姓氏の一。

ながさわ-ろせつ ナガサハ― 【長沢蘆雪】🔗🔉

ながさわ-ろせつ ナガサハ― 【長沢蘆雪】 (1754-1799) 江戸中期の画家。山城の人。名は政勝,また魚(ギヨ)。円山応挙の門下。奇抜な構成の障壁画を描いた。大乗寺の襖絵「群猿図」,厳島神社の「山姥図」などが著名。

なか-し [2] 【仲仕】🔗🔉

なか-し [2] 【仲仕】 港や河川で,船の貨物のあげおろし作業に従事する人。中衆(ナカシユ)。「沖―」

ながし 【流し】🔗🔉

ながし 【流し】 (1) [3] 流すこと。「灯籠(トウロウ)―」 (2) [3] 台所や井戸端などに設けた,物を洗ったり,洗い水を流したりする設備。 (3) [3] 浴場でからだを洗う場所。洗い場。 (4) [1] 浴場で客の背中を洗うこと。また,その人。「―をとる」 (5) [1] 芸人・按摩(アンマ)などが客の呼び入れを求めて歩くこと。また,その人。「―のギター弾き」「新内(シンナイ)―」 (6) [1] タクシーが客を求めてあちこち走ること。「―のタクシー」 (7) [3][1] 行きずり。通りがかり。「―の犯罪」 (8)梅雨の前後に吹く湿った南風のこと。木の芽どきに吹くものを「木の芽流し」,茅(チガヤ)の花の咲く頃に吹くものを「茅花(ツバナ)流し」などという。 (9)物事にかまわず,ほうっておくこと。「こんなことはぐつと―にして/洒落本・卯地臭意」

大辞林 ページ 151052