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なかよし-こよし [2] 【仲良し小好し】🔗🔉

なかよし-こよし [2] 【仲良し小好し】 「なかよし」を調子よくいった語。

ながよし 【長吉】🔗🔉

ながよし 【長吉】 室町中期の京都の刀工。村正の師と伝える。彫り物のある作が多く,槍の作にも長じた。同時代の京都刀工中の出色。刀銘「平安城長吉」。生没年未詳。

ながよし 【長義】🔗🔉

ながよし 【長義】 南北朝期の備前長船(オサフネ)の刀工。光長の子。相州伝風の作品を残す。切れ味でも名高い。生没年未詳。

なか-ら 【半ら・中ら】🔗🔉

なか-ら 【半ら・中ら】 (1)およそ半分。なかば。「盤渉調(バンシキチヨウ)の―ばかり吹きさして/源氏(横笛)」「おそろしかりけむけしきに―は死にけむ/落窪 1」 (2)中間のあたり。真ん中あたり。「未(ヒツジ)のときの―ばかりに/宇治拾遺 7」「口六尺の銅の柱を―までこそ切たりけれ/平家 5」 (3)途中。なかほど。「山の―ばかりの木の下のわづかなるに/更級」

なから-じに 【半ら死に】🔗🔉

なから-じに 【半ら死に】 死にかかっていること。半死半生。「男は浅疵(アサキズ)―殺してくれい死なしてくれと泣き叫ぶ/浄瑠璃・卯月の潤色(上)」

なから-はんじゃく 【半ら半尺】 (名・形動)🔗🔉

なから-はんじゃく 【半ら半尺】 (名・形動) 中途はんぱなさま。いいかげん。「重忠は―で役目を粗末にするわな/滑稽本・浮世風呂 2」

ながら 【乍ら】 (接助)🔗🔉

ながら 【乍ら】 (接助) (1)動詞および動詞型活用の助動詞の連用形に付いて,その動作・作用と下にくる語の動作・作用とが並行して行われることを表す。「楽しく語り合い―,並木道を歩いて行った」「ラジオを聞き―,仕事をする」「辛うじて待ちつけて,喜び―加持せさするに/枕草子 28」 (2)体言・動詞,および動詞型活用の助動詞の連用形,形容詞の連体形(古くは形容詞語幹)などに付いて,上の事柄と下の事柄とが矛盾する関係にある意を表す。…にもかかわらず。…ではあるが。…ているのに。「悪口を言われ―,少しも怒らない」「若い―気がきいている」「身は賤し―,母なむ宮なりける/伊勢 84」 (3)体言・副詞,動詞の連用形などに付いて,ある状態のままである意を表す。…のまま。…のとおり。「立ち―握り飯をほおばる」「いつも―の事だ」「旅の御姿―おはしたり/竹取」「かく―ともかくもならむを御覧じはてむと思し召すに/源氏(桐壺)」 (4)体言・副詞などに付いて,「全部」「すっかり」「それごと」などの意を表す。「リンゴを皮―かじって食べる」「赦(ユル)されもないに,三人―島を出でたりなど聞こえば/平家 3」 〔(1)語源は,上代の連体格助詞「な」に体言「から」の付いたものといわれる。(2)体言や副詞に付くものは,これを副助詞,また,接尾語とする説がある〕

大辞林 ページ 151096