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なぬか-もうで ―マウデ [4] 【七日詣で】🔗🔉

なぬか-もうで ―マウデ [4] 【七日詣で】 七日間かかさず社寺に参って祈願すること。正式には日に七度ずつ,七日間参る。七日参り。「御祈祷の―と偽り,清水の観音様に/浄瑠璃・孕常盤」

な-ぬし [0] 【名主】🔗🔉

な-ぬし [0] 【名主】 江戸時代の村方三役の一。村の長で村政の中心であった。土豪その他の有力者が代官に任命され世襲が普通であったが,享保(1716-1736)頃より一代限りとなったり,入れ札(フダ)で選ぶこともあった。関西では主に庄屋,東北では肝煎(キモイリ)といった。また,町にも町名主がおり町政を担当した。 →みょうしゅ(名主)

な-ね 【汝ね】🔗🔉

な-ね 【汝ね】 〔「な」は二人称。「ね」は敬愛の意を表す接尾語〕 人を親しみ尊んでいう語。男女両方に用いられる。「―,汝命(イマシミコト),兵を持ちて入りて,当芸志美美(タギシミミ)を殺したまへ/古事記(中)」

ナノ [1] nano🔗🔉

ナノ [1] nano 単位に冠して,10 すなわち一〇億分の一の意を表す語。記号 n

な-の (連語)🔗🔉

な-の (連語) □一□〔形容動詞の連体形語尾「な」に準体助詞「の」がついたもの〕 (1)下降調のイントネーションを伴って,念を押したり,断定したりする意を表す。「ここはとても静か―」 (2)上昇調のイントネーションを伴って,質問の意を表す。「今日はどうしてこんなににぎやか―?」 □二□〔助動詞「だ」の連体形「な」に準体助詞「の」が付いたもの〕 (1){□一□(1)}に同じ。「ここが私の生まれた家―」 (2){□一□(2)}に同じ。「今日はお休み―?」

な-の-おおつ ―オホツ 【那大津】🔗🔉

な-の-おおつ ―オホツ 【那大津】 博多津の旧称。那津(ナノツ)。

なの-か [0] 【七日】🔗🔉

なの-か [0] 【七日】 〔「なぬか」の転〕 (1)月の七番目の日。なぬか。 (2)七つの日数。七日間。なぬか。

な-の-くに 【奴国】🔗🔉

な-の-くに 【奴国】 弥生中・後期,福岡県博多地方にあった小国。「後漢書(東夷伝)」倭(ワ)の条に,紀元57年に倭の奴国が朝貢し光武帝から印綬を授けられたことがみえ,福岡県志賀島で発見された「漢委奴国王」の金印がこれにあたると推定されている。また「三国志(魏書・東夷伝)」倭の条に,邪馬台国支配下の一国として奴国がみえる。「日本書紀(仲哀)」の儺県(ナノアガタ)(福岡市博多区)に相当するものと思われる。なこく。わのなのくに。

大辞林 ページ 151207