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ならやまぶしこう ―カウ 【楢山節考】🔗🔉

ならやまぶしこう ―カウ 【楢山節考】 小説。深沢七郎作。1956年(昭和31)「中央公論」に発表。姨(オバ)捨て伝説を素材に,息子を励まして村の掟(オキテ)に従う老母おりんを描いて,人々に衝撃的に迎えられた。

ならや-もざえもん ―モザモン 【奈良屋茂左衛門】🔗🔉

ならや-もざえもん ―モザモン 【奈良屋茂左衛門】 (?-1714) 江戸時代の豪商。江戸深川の材木商。通称,奈良茂。号,安休。車力の子から立身し,日光東照宮の修営で巨富を築いた。子の広と勝屋が莫大な遺産を継ぎ,豪遊した話は有名。

ならわし ナラハシ [0] 【習わし・慣わし】🔗🔉

ならわし ナラハシ [0] 【習わし・慣わし】 (1)これまでの習慣となっていること。しきたり。ならい。風習。「毎月一回集まるのが―だ」「世の―」 (2)ならわすこと。なれさせること。練習。「郭公(ホトトギス)羽―に枝うつりせよ/伊勢集」

ならわし-もの ナラハシ― 【習はし物】🔗🔉

ならわし-もの ナラハシ― 【習はし物】 ならわしとなるもの。なれてしまうもの。「人の身も―をあはずして/古今(恋一)」

ならわ・す ナラハス [3] 【習わす・慣わす】 (動サ五[四])🔗🔉

ならわ・す ナラハス [3] 【習わす・慣わす】 (動サ五[四]) (1)ならわせる。学習させる。「ピアノを―・す」 (2)(動詞の連用形に付いて)いつも…する。…する習慣である。「読み―・す」「呼び―・す」 (3)習慣となるようにさせる。なれさせる。「かくたいだいしくやは―・すべき/竹取」 (4)こらしめる。いましめる。ならわかす。「いで―・さんとてつと立つ。あは,事出で来たりとて犇(ヒシメ)く/義経記 3」

ならん (連語)🔗🔉

なら (連語) 〔動詞「なる」の未然形「なら」に打ち消しの助動詞「ぬ」の転である「ん」の付いたもの。「ならぬ」よりややくだけた言い方〕 いろいろな語に付いて補助動詞的に用いられる。「ならない」に同じ。「早く行かねば―ん」「そうしなければ―んこともある」 →ならぬ(連語) →ならない(連語)

ならん (連語)🔗🔉

なら (連語) 〔「ならむ」の転〕 ⇒ならむ(連語)

大辞林 ページ 151274