複数辞典一括検索+

なれ-そ・める [0][4] 【馴れ初める】 (動マ下一)[文]マ下二 なれそ・む🔗🔉

なれ-そ・める [0][4] 【馴れ初める】 (動マ下一)[文]マ下二 なれそ・む 男女が親しくなりはじめる。恋仲となる。「その浦の汐を汲む海女(アマ)と―・めて/安愚楽鍋(魯文)」

なれっ-こ [2] 【慣れっこ・馴れっこ】🔗🔉

なれっ-こ [2] 【慣れっこ・馴れっこ】 なれきって特別のこととも感じないこと。「父の小言には―になっている」

なれ-ど (接続)🔗🔉

なれ-ど (接続) 〔断定の助動詞「なり」の已然形に接続助詞「ど」の付いたもの〕 けれども。しかしながら。そうではあるが。「親父がおめえとおいらをば夫婦にするとかねての量見,―今までつひしかに/人情本・娘節用」

なれ-ども [1] (接続)🔗🔉

なれ-ども [1] (接続) 〔断定の助動詞「なり」の已然形に接続助詞「ども」の付いたもの〕 「なれど」に同じ。「追付け年も明くぞや。―勤の習ひ/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

なれなれ-し・い [5] 【馴れ馴れしい】 (形)[文]シク なれなれ・し🔗🔉

なれなれ-し・い [5] 【馴れ馴れしい】 (形)[文]シク なれなれ・し (1)失礼に感じられるほどに,親しそうにふるまう様子だ。あまりに遠慮がなさすぎる。「初対面なのに―・い男」 (2)なれて親しいさまである。心安い。「―・しくも見え聞えぬ御あたりなと,心して歩み出で給へるを/狭衣 1」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

なれ-の-はて [0][5] 【成れの果て】🔗🔉

なれ-の-はて [0][5] 【成れの果て】 落ちぶれはてた結果。みじめに落ちぶれた姿。「不孝者の―」

なれ-ば (接続)🔗🔉

なれ-ば (接続) 〔断定の助動詞「なり」の已然形に接続助詞「ば」の付いたもの〕 (1)であるから。故に。「此の暁,藤太が姫君を奪(ト)りに来る,と云うた。―そちを疑はねばならぬ/歌舞伎・一心二河白道」 (2)問いの句をうけて,答え・解説などを導く語。「昭儀は何程の位ぞ。―大納言ほどの位ぞ/蒙求抄 4」

なれ-むつ・ぶ 【馴れ睦ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

なれ-むつ・ぶ 【馴れ睦ぶ】 (動バ上二) なれ親しむ。「年頃―・び聞こえ給ひつるを/源氏(桐壺)」

なれ-むつ・む [0][4] 【馴れ睦む】 (動マ五[四])🔗🔉

なれ-むつ・む [0][4] 【馴れ睦む】 (動マ五[四]) 「なれむつぶ」に同じ。「纏綿(ツキマト)ひて―・む様の愛らしさ/千山万水(乙羽)」

大辞林 ページ 151295